「感情」より「情動」への気づきを!③
2026/05/13
「感情」「情動」シリーズ③
「感情」より「情動」への気づきを!
「感情をコントロールしろ」
よりも、
「まず情動を整えろ」
の方が、 脳機能学的には適切です。
しかしさらに言えば、
「情動を抑えろ」
より、
「情動に気づけ」
「情動を観察しろ」
「情動を整えろ」
の方が、
fine理論としては美しい整理になります。
なぜ「感情コントロール」がズレやすいのか?
一般的によく言われるのが、
・感情を抑えろ
・怒るな
・冷静になれ
・ポジティブになれ
です。
しかし、感情はすでに“意味づけされた結果”です。
つまり、
情動
↓
感情
↓
思考
↓
行動
という流れの後半なのです。
だから、感情だけを抑えようとしても、 根本は収まりません。
例えば、
「怒るな!」
と言われても、身体はすでに
・心拍上昇
・筋緊張
・扁桃体活性
・交感神経優位
になっています。
つまり、脳と身体は戦闘状態です。
この状態で、理性だけで抑え込もうとすると、逆に苦しくなります。
「情動を抑える」は正しいのか?
ここも重要です。
実は、「抑える」という表現には少し注意が必要です。
なぜなら、 抑圧になりやすいからです。
情動は、本来、生きるための反応です。
・不安も、
・恐怖も、
・怒りも、
・緊張も、
すべて必要な反応です。
だから、fine理論的には、
情動を消す
ではなく、
情動との距離を取る
という考え方の方が近いです。
例えば、こう整理できます
NGになりやすい言葉
・怒るな
・気にするな
・落ち込むな
・冷静になれ
これは、情動を否定している状態。
fine理論的アプローチ
・今、焦ってるな
・呼吸浅いな
・身体が緊張してるな
・頭が散ってるな
・ちょっと整えよう
これは、情動を観察している状態。
つまり、
「情動」と「自己」を分離している
のです。
マインドフルネスとの関係
ここが非常に重要です。
マインドフルネスは、感情を消す技術ではありません。
情動へ“巻き込まれない技術”
です。
例えば、「自分は焦っている」ではなく、
「焦りという情動が起きている」
と観察する。
この瞬間、前頭前野が働き始めます。
つまり、
観察= 理性の再起動
なのです。
「バタバタしている人」への本当の声かけ
だから、本当に必要なのは、
「落ち着け!」ではなく、
例えば、
・一回呼吸しよう
・今、何に焦ってる?
・整理しようか
・優先順位を確認しよう
・身体に力入ってるよ
・まず止まろう
こういう言葉です。
これは、
情動 → 理性
へ戻す介入です。
fine理論的に整理すると
感情コントロール
= 結果を抑えようとする
情動観察
= 原因へアプローチする
です。
だから、fine理論では、
「感情を制御する」
より、
「情動に気づき、整える」
の方が、
脳機能学的にも、
スポーツ現場的にも、
組織論的にも、 非常に自然です。
最後に
人は、感情で崩れるのではありません。
多くの場合、
“整理されていない情動”
によって崩れていきます。
だからこそ、必要なのは、
感情を押さえ込むことではなく、
情動を観察できる脳状態
を作ることなのです。
それが、
呼吸であり、
マインドフルネスであり、
fine理論でいう “整った状態”なのだと思います。
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