第14回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ報告
2024/10/30
第14回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ報告
10月24日木20:00より第14回目のセッションを行いました。
今回は
①受講者2名の振り返り発表
②時間の概念について
③fine理論的、Zoneの捉え方について
です。
まずは①の振り返り発表です。
今回は2名の受講者に振り返りをプレゼン(Out Put)して頂きました。
T氏は、日常の部活動指導をテーマした発表でした。
・コーチと選手の関係性
・コーチと選手の目標設定の仕方及び捉え方
・コーチと選手の結果の捉え方
・コーチと選手の成長へのステップ
などなど。
上記の内容をパワーポイント2枚にまとめてプレゼンしてくれました。
興味ある内容に他の受講者も聞き入っていました。
プレゼン後の振り返りにおいても、受講者同士の意見交換が積極的に行われ、熱き時間が過ぎていきました。
Tさん、資料提供そして発表、ありがとうございました。
次にKさん、意識と思考と時間、そして具体抽象を図式化したものをプレゼンしてくれました。
かなりレベルの高いプレゼントとなり、聞き手にもスキルを求められるものでした。
この発表(Out Put)はKさんのチャレンジが見られ、他の受講者にも刺激を与えられるものになったと思います。
本人もいっていましたが、まだ完成ではありません。
生涯を通じて完成させていってもらいたいと思います。
Aさん、Kさんの資料を提示しておきますので、皆さんも解読してください。
よく、頭の中でわかっているという人がいますが、それはわかっているとは言いません。
正確にOut Put(表現)できて、初めてわかっているということになります。
<fine理論的「時間の動き」の捉え方>
時間は動いています。
その動きを意識して生活しているのか、していないのかではその瞬間のパフォーマンスが違ってきます。
・焦った
・追い詰められた
などが、その表現の一つです。
時間は「未来」から「現在」に向かって動いていると解釈してください。
<fine理論的「Zone」の捉え方>
Zoneに入る、入らないは「結果」です。
それも自分の脳内状態のことです。
自己にとって最高のパフォーマンスを発揮するためには、自己の脳内状態を良い状態にしておく必要があります。
雑念・邪念などの思考を無意識に邪魔するものとおさらばしてく必要があります。
そのための思考習慣がfine理論のベースであります。
まずは自分が常に「fine」であること
その「fine状態」が保てていることが「flow状態」であるということです。
この「flow状態」である人だけが「Zone」の世界を体験できます。
ベースは「fine」です。
あなたの今は「fine」ですか?
では、受講者のコメントをご覧んください。
<Tさん、Kさんのプレゼンを聞いて>
・2名の先生の話を聞いて、ただただ、凄い!素晴らしい!の一言でした。しかし、この環境にいられる自分は幸せだと改めて実感することも出来ました。
負ける練習→自分を俯瞰してみることができ、今の自分に気づける。という事は…
やられる部分に気づく→改善(準備)→相手の分析をする→最初から分かっていると強い。という事は…仕掛け、環境づくり、種まきに繋がる。
ズレが生じる…階段(縦ずれ)コーチ、選手何段目にいるのか→しかし、そのズレが起きることで成長につながる。
・すごくレベルの高い集団の中で、参加者一人ひとりが成長している事を感じ・感動しました。その中には、素直・謙虚・負けず嫌い・未来思考で共に成長する集団だと思いました。
・今回は貴重な機会(皆さんの前でアウトプットし、それについて話ができる機会)を作っていただきありがとうございました。
発表をしてみて、また動画を見返しても『話し方』、『資料の質』、『内容』、挙げればきりがないですがまだまだ洗練していく余地はあるな。というワクワク感に満ち溢れています。もっと聞いてくれている人たちに伝わるような映像共有や言い回し(例え話やストーリー)を考えていきたいと思いました。
縦ズレについて『階段』という表現は生徒にも使えるなと思いましたし、この横ズレに関しては『理念の不一致』が原因かなと個人では考えました。
『ルールではなく理念で縛るチームに!』これが強いチームです。
そうしたズレがある間はチームで階段を上るにあたってエネルギーがバラバラで横に広がっている感じです。インターハイ予選(6月)の時にはチーム内にはまだ横ズレがあったなと今のチーム状況から振り返ると見えてきます。現状の選手を見ていくと逆にチームが伸びていることを感じれました。
ここを僕は『階段ではなく』、『大きな風船を全員で飛ばす』と表現していました。
皆で空高く飛ばすのに膨らまさず、休憩している、知らず知らず穴をあけている人がいては高く飛ばないよねとミーティングで話したことがありました。
自分でもどう表現したらいいのか悩んでいた部分であったので今回の発表後の会話はとてもありがたかったです。ありがとうございました。
・Tさんのプレゼンの中で、負ける練習を深く考えられてると思いました。寺師先生の頭の中で大切にされていることが凄く見えました。
Kさんはこのセミナーを自分の物にして、新たに自分の考えを作られているように感じました。
・Tさんありがとうございました。チームを作り、育てる過程でズレは出てくるものですが、コーチとしてどんなスタンスで指導するのか、私自身の取り組みと共通することがありました。今後も負ける練習、劣勢の展開の練習など、常に自分を試し、指導する側が楽しみながら指導できればと思います。Tさんのプレゼンを聴くことができ、改めてこのセミナーに参加できたことに感謝したいです。
Kさんありがとうございました。意識や思考、時間についてあのような説明ができること、素直に尊敬しています。どちらかといえば、私は球体で考えていましたが、今回の説明で納得しました。志向についてはもう少し深く聴いてみたかったです。コーチングの新たな切り口に触れることができました。
・Kさんのお話は、物凄くわかりやすかったです。これから更に、あの図の形が変わっていくのだろうな。どんな形になっていくのかなと楽しみになりました。自分や皆様の図も、沢山変化していくのが楽しみです。
・Tさんのプレゼン、「負ける練習」とても印象に残りました。現在、中学2年生に柔道の授業をしております。相田みつおさんの「受身」という詩を使って受身の重要性を伝えています。勝つという目的を果たすためには負ける事を学ぶ意義があるなと共感できました。
Kさんのプレゼンは、恥ずかしながらまったく理解できませんでした。コーチングのセミナーだとわかっていても、物理の話を聞いているのかなと思う程、別次元に聞こえてきました。
<全体の振り返り>
・森先生のお話は、とても有り難いです。
特にチャンクダウンした時の説明の仕方が凄いと思います。ありがとうございました。
・この時間の概念とfine理論の話は腑に落ちました。使っている言葉こそ違いますが、高校時代に学んだ内容でしたし、今でも自分の考えの土台となっている部分です。先生のお話は、難しいと感じることもなく、すぐに実際の指導場面で使えるぐらい具体的なイメージが湧いてくるので毎回感心させられます。
・今回もありがとうございました。イメージ具現型練習をセッションで学び、実践しています。時間の捉え方について説明を受け、より理解が深まりました。時間は追うものでなく来るもの。与えられた時間をいい時間にする方法をさらに模索したいです。fineな自分がzoneの自分を生じるならば、fineな時間を増やすように心がけたいと思いました。ここでも時間の概念が大切だと気付きました。まずはマインドフルネス。それからいいと思うことをする。セッションの最初の方に学んだことの理解が進みました。
・最近、昔の自分は知らないうちに言動により人を傷つけていたことを知った。私→覚えていない。という事は…セルフ2のみで動いていたことになる。
凄く申し訳ない気持ちになり、謝罪を考えたが、この行動も✖(自己満足にすぎない)では、どうする私→今の自分に意識を置いて、常に思考を未来へ!その為には→今の自分の中のセルフ1に意識すること。いつか、傷つけた人が、今の自分の成長に気づいてくれる。
「ファインは意識して創り上げるもの」他人に与えられるものではない←依存。
「常にセルフ1で考えられる自分を創り上げる」←自立
意識→意識→意識→無意識=オートメーション化(自動化)確立するためには⇒マインドフルネス!
・第二期で学んだ感覚とは違い、今回のセミナーでのやり取りを経て、階段を昇ってくるのを待つという表現と『自立』という言葉からZONEはコーチが入れるものではなく選手自身でZONEに入る状態を選手が理解して自分で入れないと一過性のもので意味がないと聞いて感じました。『依存』ではいけないということ。
時間の概念の話を聞いて、もうこの日が来たか、など思ったことが今までに沢山ありました。今思えば、その日のため、未来の図を画いてそのための毎日を過ごしていなかった気がします。また、fineは自分で作ること、それはセルフ1を常に意識していないといけないと改めて思いました。自分がいいと思う事を常に実践する。fine理論の基礎を改めて聴いて去年よりも深まった気がします。
・fine理論とは、「fine状態」=「心が揺らがず」・「とらわれない心」(自分を整える)をイメージできました。そして、自分で創る(Self1状態=意識で創り上げる:意識の無意識化・自動化)でFineになる。(なるほど)。fine→fine状態→flow状態→Zone(超集中状態:時間の動きの中で)。時間の動きは、「未来から現在へ」(なるほど)。マインドフルネスで更に活性化。Fineな状態を自分でつくり、「ワクワク感・気づきの世界」を更に追求(自分が良いと思う事をする:自分で決めて行動・セルフイメージを鮮明に描く)ですね。ありがとうございました。
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