NSG女子バスケットボール部1月セッション報告
2024/01/20
NSG女子バスケットボール部1月セッション報告
1月17日(水)15:00〜17:30チームセッションを行いました。
今回のテーマは「思考」について
内容としては
①人間の思考
②偏見の生まれる理由
③「抽象」「具体」
です。
この1年間のセッションを振り返りながら、解説していきました。
まずは、人間の思考についてかあ解説していきます。
仕事をしている人が、勉強をしている人が「あ〜、疲れた」という言葉を使います。
では「どこ」が疲れたのでしょうか?
「からだ?」「あたま?」、どこ?
では「あたま」だとしましょう。
「あたま」が疲れたからといって気分転換と称して「漫画を読む」「YouTubeを見る」などして、使った、疲れた「あたま」を癒しているとします。
よく考えてください。どちらにしても「脳」を使っています。
人間の脳は、いつも起動しています。
いつも何かを考えています。
何も考えていない時間はほぼないのです。
その何気に頭の中にある思考が「意識的」なのか「無意識的」なのかが、頭を使っている人と頭を使っていない人に分けられます。
必ず、脳は起動しています。
どうせ動いているのなら、意味あるものにすべきだという考え方が「fine理論」です。
自分の脳を上手く機能させることが「セルフコントロール」の第1歩なのです。
次に「偏見(バイアス)」です。
人間は誰しもが「偏見」を持っています。
そんなことはない「私は偏見なんかない」と思ってらっしゃる方もいるかと思います。
人間は誰しもが「無意識的に偏見(バイタル)」を持つようになっています。
それは、無意識に情報の処理しているからです。
私たちは、何気に入ってきた情報からは逃げらないようになっています。
その一番が「うわさ話し」です。
人間の会話の7割は、自分の話か噂話だと言われています。
考えてみてください。
雑誌、テレビ、YouTube、などの媒体から流れてくる情報は100%正しいだと言えますか?
隠蔽された、もしくは操作された情報が私たちの周りに飛び交っています。
今回の「J」の問題にしても、某国営放送も同様の操作をして情報を発信していました。
私たちは、操作された情報や不確かな情報で物事を判断したり、決断したりしているのです。
また人間は、自分の正当性を維持するために、自分にとって必要な情報だけを集めようとします。これは「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が常時機能しているからです。
理由は、自分の精神を安定させるためです。「正しい、正しくない」は二の次なのです。
話が飛躍しますが、これの最たるものが「魔女探し」であったり「仲間はずれ」「村八分」であったりします。いじめが無くならない理由の一つです。
このように、情報を鵜呑みにしてしまう状態にあると、自己のパフォーマンスにかなり影響してきます。結果、泣くことになるのです。
そのためには「問題を発見するする力」を身につけるしかありません。
「懐疑心」です。
自分を信じるために、自分の行動、思考、発言、知っている情報を疑うのです。
この懐疑心を自動化させていなければ、「本番で不安」が生まれてきます。
「これでいいのか?」です。時既に遅しです。
まずは、「正しい、正しくない」という考え方の方は「無意識のバイアス」に飲み込まれています。
最後に「抽象」「具体」です。
一般的に「あたまがいい人」とは、当然、知識を自由に引き出せる人のことを言いますが、それ以上に「頭の回転」の速い人のことを言います。
そのためには、当然、知識は必要ですが、それ以上に物事の捉え方が柔軟である方が重要です。固まった、偏った、捉え方では「想像」が貧困んだし、それ以上に「創造」という機能が使えません。
「プレバト」という番組の中に「俳句コーナー」があります。その中で、よく「発想を飛ばして」という言葉が出てきます。
「具体から抽象」が「発想を飛ばす」にあたります。
もしくは「大喜利」も「具体・抽象」のスキルの高い人です。
皆さんも「言葉あそび」をして豊かな人生を送ってください。
では、受講者のコメントをご覧ください。
・利他心と利己心について、自分が!って思うのは全然いいと思うけど自分が!ってなりすぎるのもダメだと思う。だからどちらも欠けてはいけないなと思った。もう1つは無意識の偏見がどれくらい怖いこと、厄介なものということがわかった。今までランドセルの色は『男が黒!女は赤!』ということに疑問も持ったことも無く、今回の講話で気づけた。それ以外にも沢山無意識の偏見に囚われていると思う。その無意識の偏見に疑問を持ちながらこれから自問自答を繰り返していきたい。
・今回のセッションを受けて、人には偏見が誰しもあり、入ってくる情報に対してうのみにしないことが重要だと私は聞いてて思いました。
問題を解決する力と問題を発見する力、自分の行動に疑問を持つことが大事だと思いました。
・今回のセッションを受けて、偏見は無意識でやってしまうことだけれど、その無意識でやっている変換に限らず、その他のことにも気づくことができる思考、未来を予測して、現実と一致させることのできる思考をつけていきたいと思いました。
数字の問題で自分はまだまだ視野が狭いんだなと思った。
・自分の行動や仲間の行動周りのことに疑問をもつことが大事だということがわかった。問題を解決する前に発見する力をつけないといけないなと思った。周りの情報を必要以上に入れないようにしようと思った。
・自分の行動に対して疑問をもつことが少なかったから疑問をもつことを増やしていきたい。
・物事を1つではなく、色々な考え方で見れる人ほど視野が広いんだと思った 抽象的に考える力も大事。
・知識があっても抽象度がなかったら伸びないという話を聞いてプレーでも1つのプレーから抽象度を使えば色々なプレーや周りとも会話ができると思った
・問題を解決する力ではなく、まず問題を発見する力が必要。そのためには、疑問を持つことが大切。常に未来イメージでやっていく。
・自分に足りないのは、自分に疑問を持つことに意識が無いということがわかりました。これから自分の行動に意識を持ち一つ一つに疑問を持とうとおもいます。
・少し先のこと、未来をイメージし自分の思考力を働かせる練習をすること、問題を発見する力が重要でそのために常に周りを見続けることが必要だと思った。
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