シリーズ：学校で教えてくれない「大人力10選」・・・（7）自己主張力（アサーション）

学校で教えてくれない「大人力10選」・・・（7）自己主張力（アサーション）について

 

「自己主張力（アサーション）」とは、自分自身の意見、考え、感情を他人に対して正しく表現する能力や態度です。

同時に他人の権利や感情（思い）も尊重する、というバランスが大切になってきます。

 

「自己主張力の要素」

・言語的表現: はっきりと、覚悟を持って自分の意見や感情を言葉で表現する。

・非言語的表現: 身体言語、視線、声量などで自分の意志をしっかりと示す。

・質問: 他人の意見や感情に耳を傾け、理解しようとする姿勢。

・問題解決:対立や不一致がある場合、双方にとって納得の解決策を見つける能力。

 

自己主張力を持ち合わせていると、多くの面でプラスな影響を受ける可能性が認められます。

「精神的・感情的な健康」

・自尊心向上: 自分自身の意見や感情に価値があると認識することで、自尊心向上します。

ストレスの軽減:自分の気持ちや要求をしっかりと表現できるので、内部に溜め込みながらストレスを解消できます。

 

「人間関係」

・良好なコミュニケーション: 明確なコミュニケーションが取れるため、不快や対人関係での摩擦が少なくなります。

・相互の尊重:自分と他人の権利や意見を尊重する文化を作ることができます。

 

「キャリア・仕事」

・リーダーシップ: 自己主張力があると、チーム内でのリーダーシップを発揮しやすくなります。

・効率的なディシジョンメイキング:自分の考えをしっかりと表現できるので、効率的に意見をまとめて決断を下すことができます。

 

「生活全般」

・問題解決能力: 自己主張力を持っている人は、問題に対して効率的に対処し、解決に導く能力が高い傾向にあります。

・達成感: 自分の意見や考えが尊重されると、それが実現したときの達成感は格別です。

 

「社会的な側面」

・社会的な影響力: 良いアイデアや意見をしっかりと発表できる人は、その意見が広く受け入れられ社会に影響を与えることもあります。

・公正と平等: 自己主張力があると、不公正や差別に対してもしっかりと声をあげることができます。

 

これらは一例であり、自己主張力がどのように良い影響を考慮しているかは、その人の生活環境や個人の状況にもよりますが、一般的には多くの面でプラスに取り組んでいます。 。

 

 

＜自己主張力を高める方法＞

・自己認識:自分の感情、考え、権利についてしっかりと認識することから始めます。

・コミュニケーションスキルの練習: 明確な言語と非言語の表現方法を練習する。状況に応じた言葉遣いやトーンを身につける。

・フィードバックを求める: 信頼できる人からのフィードバックを受け入れ、改善点を発見。

・ロールプレイング:仮想の主張で自己主張の練習をする。これにより、実際の状況に備える。

・傾聴の練習: 誰かが話しているときに、しっかりと聞く練習をする。相手の話に耳を傾け、理解した上で自分の意見を考える。

・小さな成功を積み重ねる: 自己主張がうまくいった瞬間を意識して、その成功体験を積み重ねる。

・反省: 一度自己主張をした後、その結果と自分の感じたことを振り返り、次に活かす。

・専門家の意見を求める: 必要であれば、コーチングやセミナーなどで専門家の意見や指導を受けます。

・継続的な学び:人それぞれ異なる価値観や状況があるため、継続的に自己主張力を高めていく必要があります。

 

自己主張力は一朝一夕に身につけるものではありませんが、意識して練習と反省を踏まえて、確実に向上していくスキルです。

 

 

＜小学生バージョン＞

自己主張力っていうのは、自分の考えや気持ちをしっかりと言う力のことです。例えば、クラスで先生が「おやつにいいと思う？」って聞いていたとき、自分が「クッキーがいい！」って言う力があるのか​​どうか、それが自己主張力です。

 

「自己主張力があるといいこと」

・みんなと仲良くなれる

・自分が何がしたいかしっかりと言える

・つらくない気持ちになれる

・いろいろことがうまくいく

 

「自己主張力が高まるといいこと」

・みんなと仲良く: 自分の気持ちをちゃんと話せるから、友達ともっと仲良くなれます。

・嫌なことから逃げられる: もし誰かが嫌なことを言っても、しっかり「やめて！」って言ってみてください。スッキリしますよ。

・自分を大切にできる:自分が何をしたいか、好きとしっかり言えるから、自分を大切にすることができようになります。

・新しいことに挑戦しやすい: 「これやってみたい！」って言えるから、新しいことに挑戦しやすくなります。

・家でも楽しい: お家で「今日はこれが食べたいな」や「このテレビ番組が見たい」と言うから、家でも楽しい時間を過ごせます。

・学校で難しい: 先生や友達にきちんと自分の意見が言えるから、学校で困っていてもしっかり対処できるようになります。

・みんなにわかってもらえる:の気持ちや考えをしっかりと伝えられるから、みんなに自分のことをもっと知ってもらってください。

・自信がつく:自分で考えたことを言えば、自信がついて、どんどんいいことが広がっていくよ。

・自己主張力が高まると、自分も周りももっと楽しくなります。だから、自分の気持ちや考えをしっかりと言えるようになるといいですね。

 

「自己主張力をつける方法」

・わかりやすい言葉で話す: 「これが好き」「これが嫌い」という感じで、自分の気持ちを短くてわかりやすい言葉で話そう。

・顔と声も大事: 声を大きくして、目を相手に向けて話すと、もっとしっかりと伝わります。

・相手の話もきちんと聞く: 他の人が何を言っているのか、しっかり聞くことが大事。そのことで自分の意見もしっかりと言てるようになります。

・伝える練習をする: お家でお母さんやお父さん、兄弟と話し練習をしよう。例えば「今日学校でこんなことがあったよ」とか「これが食べたいな」とか、学校生活のことや、友達でのことなど。

・小さい成功をおおきく喜んで: 一つずつでも自分が意見を言えたら、それはすごくいいことです。その度に「やったー！」と喜んでみてください。

・後で考えてみる: 話した後で「どうだったかな？」と考えてみる。上手に話せた点、改善したい点を見つけよう。

・楽しく学ぶ: 絵本やゲームを使って、もっと楽しく自己主張する方法を学ぼう。

 

自分の気持ちをしっかりと話せるように、いろいろなことがあるからもっと楽しくなります。少しずつでもいいから、自分の意見を言ってみてください。

 

 

「自己主張力」を習得したい方は、下記まで連絡ください。

①メールにて

②電話にて