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fineであるために①「悪口は脳に毒」

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fineであるために①「悪口は脳に毒」

fineであるために①「悪口は脳に毒」

2022/12/15

fineであるために①「悪口は脳に毒」

 

日常生活をしていると、知らず知らずのうちに良いことも悪いことも耳にしてしまいます。そして問題なのは、求めていないのに耳に入ってしまうということです。

例えば、嫌いな食べものは口にしなければいいし、見たくない時は目を閉じて見なければいいし、100%ではありませんが自分の意思で防ぐことは可能です。しかし、耳に関してはそうはいきません。だからと言って、いつ何時嫌なものを聞くかもしれないと四六時中耳栓をしておくわけにはいきません。さあ〜、どうしましょうかね〜。

 

今回は、その耳に入れたくない代表である「悪口」について解説してみたいと思います。

 

今の世の中、言論の自由とはいえ、ネットやテレビ、職場や学校において、必ずといっていいくらい悪口を言う人がいます。近年では、ネットにて匿名性を盾に、悪口や誹謗中傷を書き込み、他人を攻撃する傾向が常識化し、これがいじめやパワハラなど大きな社会的問題や事件にまでも繋がってきています。

これは、ここ数年コロナ感染症が社会に大きなダメージを与えきましたが、悪口はそれに匹敵するものではないかと考えています。コロナ感染者数みたいに毎日数字には表れてきませんが、悪口により負の影響を受けている人が世の中にどれだけいるのかということです。その数は、近年の自殺者数や鬱患者数からでも想像できるのではないでしょうか。

ちなみに、インフルエンザやコロナなど感染症を予防するには「感染源対策」「感染経路対策」「感受性者対策」の三つに対策する必要があります。

 

今回は、悪口を言う人のメカニズムではなく、「悪口への対策」について解説してみたいと思います。(感染症予防においての「感受性者対策」に当たります。)

 

一般的に、ストレスを溜め込むと体に悪いからといって、そのストレスを発散させるために悪口を言っても良いという考え方が認知されているようあります。

実は真逆で悪口を言うと、ストレスがさらに増していくこということが脳科学の研究で分かってきております。そして「類は友を呼ぶ」ではありませんが、悪口を言う人には引き寄せの法則があるので、さらに悪口を言う人が集まってきます。結果、脳は常に悪口にさらされているということになります。ある意味、毒を食べるではありませんが、常に毒を脳に浴びせている状態になるわけです。

では、脳内でどんなことが起こっているかを説明していきます。

「悪口を言う」ということは、まず記憶している悪口を思い出すことから始めなければなりません。嫌なことを記憶して、それをまた嫌なことを引き出すという行為です。これは勉強と同じです。違いは、正の学習ではなく、負の学習を意図的に繰り返しているということです。悪口の強化学習を望んでやっていることになります。

悪口を言う人は、自分にとってのマイナスな言葉や悪い言葉、そしてショックを受けた体験などを常に脳の中に上書きし、負のイメージを日々刷り込んでいるのです。

本当に怖い話です。

 

 悪口が体に与える影響は「百害あって一利なし」です。

皆さんが言われる通りに悪口がストレス解消になっているなら寿命が伸びるはずです。しかし、実際は悪口が大好きな人の寿命は平均5歳も短くしているのです。人に対して悪口を言うことが自らの寿命を短くする、この行為が悪口なのです。

とはいっても、「タバコを体に毒ですよ」「お酒も飲み過ぎると毒ですよ〜」とは知っていますが、やめられないのも現実です。これは脳の習慣であります。それも悪い習慣です。それは無意識的習慣なのでより癖が悪いのです。意識だけではどうにもならないのです。

さらに問題なのは、時間を無駄にしていることに気づいていません。

例えば、1日10回悪口を言ったとします。1年で3650回、10年で36500回、20年で73000回。時間にすると1回3分と換算して、20年で219,000分(3650時間)になります。どれだけ無駄にしているのかということです。

聞かされる人は、その時間に付き合う必要はないということです。悪口は必ず、聞き手がいるはずです。その聞き手にならないようにすることが唯一の防衛手段なのです。

 

悪口が脳や体に与える影響が理解できたなら、次はその対策を身につけていくだけです。

結論、「耳にしない方法」を考えるのです。

悪口を言う人には近づかないが一番です。しかし、仲間内で話をしていた時に知人が悪口を言い始めたら「①さえぎる」「②はぐらかす」「③スルーする」、そして最後は「④逃げる」で対応して下さい。

失礼に当たると思わずに、

  • ①「さえぎる」・・・「ごめんなさい、悪口は苦手なの」と言って、話を止めて下さい。
  • ②「はぐらかす・・「あっ、そうだ」と言って、話題をすり変えて下さい。
  • ③「スルーする」・・聞いているフリして、他のことを考えて下さい。
  • ④「逃げる」・・・・「電話が鳴った」とか「用を思い出した」とか言って、その場から逃げて下さい。 

 

 悪口は、タバコの副流煙とは違い、言っても、聞いても100%脳に入ってきます。

いずれにせよ、耳に入れない方法を探してください。

 

ここで、もう一つの考え方を提示したいと思います。

身の回りに悪口を言う人が全くゼロということはありません。10人中、いても2人ぐらいでしょう。逆にあなたのことをよく思っている人も2人、そして普通に接してくれる人が6人はいます。この8人の人を大事にして下さいという提案です。だからといって悪口を言う人を無視して下さいとっているわけではありません。悪口を言う人には、極々普通に接し、自分のことを大事にしてくれる人、そして普通に相手してくれる人たちを、より大事に接してみて下さい。

「えこ-ひいき」ではなく、感謝の念の違いです。

「ありがとう」というのか、「本当にありがとう」というのかの違いです。

 

 自分の生活の質を高めるのは自分です。

そして自分のfineを育むのも、守るのも自分です。

「攻撃は最大の防御」という場面もありますが、この場合は「逃げるが勝ち」です。

自分を守る術を身につけ、あなたらしいfineな人生をお送りください。

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