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リーダー研修(育成)  その⑧ リーダーに必要な3つの力 その3「時間力(b:動き)」

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リーダー研修(企業研修)  その⑧ リーダーに必要な3つの力 その3「時間力(b:動き)」

リーダー研修(企業研修)  その⑧ リーダーに必要な3つの力 その3「時間力(b:動き)」

2022/09/12

リーダー研修(企業研修)  その⑧ リーダーに必要な3つの力 その3「時間力(b:動き)」

 

前回に引き続き、「時間力」についてでありますが、今回は特に「時間の動き」についての解説になります。

 みなさんもご存知の通り、時間は常に動いています。子供の頃に時間を止めたいと思ったことのある方はいらっしゃるかと思いますが、止まることはまずありません。テレビ時計が、アナログ表示からデジタル表示に完全移行し、ぬるっとした感じの表現になって少し違和感を覚えているかたもいらっしゃるかと思いますが、より時間が常に動いている表示になったと思います。

 では、ここで質問です。時間が動いていることの認識はあるかと思いますが、その動きを下記の3つからお選びください。

 ①「過去」から「現在」、そして「未来」へ

 ②「現在」から「未来」

 ③「未来」から「現在」、そして「過去」へ

 あまり考えたことがない方は、ピンときていない方もいらっしゃるかと思います。

 実は、時間の動きを意識した行動をしている人としていない人では、自己の行動への認識が大きく違ってきます。それも「かなり」です。ある意味「北」か「南」かぐらい違います。

 正解は、③の「未来」から「現在」、そして「過去」へ、になります。

 時間は、未来から現在に動いてきています。大半の方は過去から現在、もしくは現在から未来ではないかと思われているのではないでしょうか。多分、未来が先にあって、そこに向かって自分が動いているという自分メインのイメージが強いために、時間の動きも「今」から「未来」にという感じに捉えているのではないでしょうか。なので、「時間はまだある」という錯覚に陥ってしまい、期限間際になってバタバタと慌てるのです。

 「時間がない!」と騒ぎ立てるのです。

 「時間がある」と思っていたのに、「時間がない」と気づいた時点で、時間の動きが理解出来るのではないでしょうか。

 では、もう少し時間に関わる言葉から時間の動きを考えてみたいと思います。

 みなさんがよく使われるワードに「明日が来る」「時間が過ぎ去る」などがあるかと思います。言葉を分解して考えてみましょう。

 「昨日」は「過去」で表現できます。ということは「明日」は「未来」になります。「来る」は「行く」と真逆の言葉です。100m走でいうと、スタート地点から自分が進むのが「行く」になりますが、「来る」は自分が移動するのではなく、ゴール地点が移動してくることになります。よって「明日が来る」は「未来が来る」に変換でき、さらに「未来が移動して来る」ということになります。最後に「未来」を「時間」に置き換えてみると「時間が来る」となり、「明日が来る」は「時間が来る」というふうに時間の動きを示す言葉に変換することが出来るのです。

 また「時間が過ぎ去る」は読んで字の通り、「時間」が「後ろ」に消えていくイメージになります。当然「後ろ」は「過去」になりますので、時間は「現在から過去」へ移動していることになります。当然、時間が今ここに誕生しているわけではありませんので、「現在」と「過去」が繋がっているように「現在」と「未来」は繋がっています。よって、「時間が過ぎ去る」は「未来から時間が現在、そして過去へ過ぎ去る」に変換できます。

 時間は、私たちが動いていようが、寝ていようが止まることはありません。必ず、動いています。イメージ的には「くるくる寿司」や「シャワーの水」のイメージです。くるくる寿司は再度回ってきますが、イメージ的には「寿司」=「時間」です。一番、時間とリンクしているのは「シャワーの水」です。2度と戻ってきません。「時間を大事にする」は「シャワーの水を大事に使用する」と同じなのです。しかし、水は止めたり、貯めたりできますが、時間は止めたり、貯めたりできません。ある意味、シャワーの水を出しっぱなし状態なのです。もったいないと思いませんか。時間も同じなのです。忙しく働いていても、何もせず横たわっていたとしても、時間は流れているのです。それも永遠に続いています。

 日常から、時間の動きを感じた生活をしていないので、時間を意識した瞬間に慌てたり、焦ったりするのです。

 時間は動いています。それも「未来から現在、そして過去へ」です。この時間の感覚のないうちに「未来の話し」をするのはタブーです。当然「夢を語る」だけ、「目標設定」だけで終わってしまいます。ある意味、実現不可能で終わることに慣れていると思われます。なので、「次、頑張ろう」や「次に向かって」とマスターベーション的な発言で精神の安定で終わらせようとするのです。逆に、何がなんでも達成させようとすると「パワハラ」的な発言や行動で縛るしかないのです。

 以上が、「時間の動き」についてになります。

 今この瞬間から、時間の動きを感じながら生活してみてください。必ず自己の行動の量と質が変わってくるはずです。「変えようせずに、変わっている」が正しい時間認識「=未来時間認識思考(=未来思考)」から生み出される結果行動なのです。「無理してでも頑張れ」や、「壁を乗り越えろ」などを唱える人は「過去時間認識思考(=過去思考)」なのです。「時間認識からの思考トレーニング」の実践をお勧めします。

 

                 その⑧ リーダーに必要な3つの力 その3「時間力(b:動き)」終わり

 

次へ・・・その⑨ リーダー力 その4「並列度力」

 

 

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