リーダー研修(企業研修) その④セルフイメージ力とは
2022/08/08
リーダー研修(企業研修) その④セルフイメージ力とは
では、リーダーに必要な力とは?を考えていきましょう。
もちろん、専門的な知識・スキルは必要ではないかと考えるのは自然な考えです。しかし、本当に必要かと問われれば、「必要ない」という回答になります。
リーダーには専門的な知識やスキルは必要ありません。逆に専門的な知識やスキルがあるが故にフラットに物事が見られなくなり、改革を推進する立場になったときに動けなくなってきます。
リーダーはチーム(組織・社会)が求めるものを具現化する力が必要になります。そのためには、まず現チームが何を求められているのかを捉える力が必要です。
その力こそが「セルフイメージ力」です。
では、この「セルフイメージ力」についての解説をいたします。
この「セルフイメージ力」には二つの言葉、「セルフイメージ」と「力」の合わせた言葉になります。まず、セルフイメージですが、この言葉については聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。一般的にセルフイメージとは、自分が自分に抱いているイメージ(自己認識)になります。例えば、自分は何が得意で、何が苦手で、どんな自分なのかなど、現時点での自分のイメージ像です。この一般的な意味合いだと、自分イメージを過去(未熟)な自分が想像していることになります。この感覚だからこそ、「頑張れ」「この壁を乗り越えろ」「まだ見ぬ自分のために」という言葉掛けになってしまうのです。時間軸が「今」に置いた状態でのセルフイメージでは、目標を達成させるためには相当のパワーが必要となる感じがして、しんどくなってきます。
本来の「セルフイメージ」は、時間軸を「未来」に置いた状態でのイメージ設定になります。
1年後、3年後、5年後の自分を創造する力が「セルフイメージ」なのです。時間軸が「今」のままのセルフイメージでは、ある意味「願い」「願望」に近い感じがいたします。膝をついて、両手を組んで、天を仰いでいる感じがいたします。
時間軸を「未来」に設定したセルフイメージは、自分が実現していること確定させた考え方になります。必ず、「そうなる」こと前提でスタートさせます。
次に「セルイメージ力」の「力」について説明していきます。この「力」は自己、もしくはチームのセルフイメージを「具現化させる力」になります。「力」という一つの言葉にしていますが、ありとあらゆる知識とスキルが凝縮された言葉になります。
例えば、マネージメント、コーチング、カンバセーション、プランニング、プロデュースなどなど。セルフイメージを具現化するためには多くの知識とスキルが必要になってきます。しかし、一般的に認知させた知識とスキルを手に入れたとしても具現化は難しいかとお思われます。
まずリーダーとしてすべきことは「自分軸」の確立です。その後に「抽象度力」「時間力」「並列度力」の3つの力、そして「セルフイメージ力」になります。
以上の力を身につけるための考え方とトレーニングの仕方を解説していきたいと思います。続く。
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