2022年、今、部活動を考える・・・その5 学校から地域活動へ移行について・・・②

指導者向けスポーツコーチング：今、部活動を考える・・・その5 地域活動への未来予想図・・・①

　学校内での活動であった部活動が地域活動への移行が決まり、各地区その対応に迫られているかと思います。しかし、各学校すべての部活動（スポーツ・文化）を各地区で受け入れるのは不可能に近い作業になることはいうまでもありません。

　今後、現段階でどんな未来予想図が描かれているのかが問われてくると思われます。

　中央教育審議会の答申や給特法改正の国会審議においては「部活動を学校単位から地域単位の取組とする」とし、最後に「部活動改革のゴールではなくマイルストーンである。（途中省略）部活動ガイドラインの改訂を含め、更なる取組を進めることが関係者の責務であり、休日の部活動の段階的な地域移行は、そのための第一歩である。」と締めてあります。

　ということは、地域に丸投げした状態とした上で、今からその地域担当者が絵を描くということになるということになるかと思います。よって、地域によって取り組み方やスタイルが違うのは当然な世界が来ることになります。平等は無くなるということです。

　では、どう対応していくのか？

　想像するに、地域担当者の選択は4つ。

　①　地域自治体をベースにした活動。

　②　各協会団体をベースにした活動。

　③　イベント企業に委嘱しての活動。

　④ 　①〜③の融合スタイルでの活動

以上、大まかですがこの4つがベースになると考えられます。

　いずれにしても、地域担当者の手腕にかかってくると思われますが・・・。

　早期に準備委員会を発足し、そして勉強会を繰り返し行い、骨子作成に従事していただきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その5 地域活動への未来予想図・・・①　終わり

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