「感情」に振り回されないスポーツ選手をつくるには!
2025/07/14
スポーツ選手の感情のコントロール力を育む脳科学的にコーチング
―脳と心と自分の“タイプ”を知って強くなろう―
Podcastを聞きながらご覧ください。
はじめに
スポーツって、技術だけじゃない。
どれだけ練習してもうまくいかない日があるし、大事な試合で緊張して本来の力が出せないこともある。逆に、気持ちがのってるときは、いつも以上のプレーができたりもするよね。
実は、「感情」って、プレーにめちゃくちゃ影響してる。
でも、感情をコントロールする方法って、ちゃんと習ったことある人は少ないんじゃないかな?
この原稿では、「どうして感情が乱れるのか」「感情にはどんなタイプがあるのか」、そして「どうすれば感情とうまく付き合っていけるのか」を、脳の働きや性格の傾向からわかりやすく説明していきます。
自分のタイプを知って、より強く・しなやかな選手になるヒントをつかんでほしい!
1. 感情が乱れるのは「脳の反応」のせいかもしれない
スポーツ中に感情が爆発するのは、性格のせいだけじゃなくて、実は脳の反応が関係しています。
- 【扁桃体(へんとうたい)】:ビックリしたり、ムカッとしたり、怖いと感じたりする感情のスイッチ。強く反応すると、落ち着きをなくしやすい。
- 【前頭前野(ぜんとうぜんや)】:冷静に考える力を持つ“ブレーキ役”。ここがしっかり働くと、気持ちを切り替えたり、感情に流されずに判断できる。
- 【帯状回(たいじょうかい)】:ミスを引きずったり、気にしすぎるときに関わる場所。緊張や不安が強いと、この部分が過剰に働いてしまう。
でも、うれしいお知らせ。
この脳の働きは“トレーニング”で変えられる。
呼吸法、イメージトレーニング、日記などで感情のコントロール力を高めることができるんだ。
2. 感情は「人との関係」にも左右される
試合でうまくいかないとき、こんなふうに感じたことはない?
- 観客や周りの人に見られて緊張する
- チームメイトに怒られたのがショックで気持ちが沈む
- 他の選手と自分を比べて落ち込む
こういった感情は、人との関係(社会的なつながり)から生まれることもある。
特に10代のうちは、「他人からどう見られてるか」をすごく気にしやすい時期。
だから、信頼できる仲間やコーチとの関係があるだけで、気持ちはグンと安定するんだ。
3. 実は「感情の出やすさ」にも“生まれ持った傾向”がある
人によって、「怒りっぽい」「すぐ落ち込む」「いつも冷静」など、感情の出方がちがう。
これは性格だけじゃなく、遺伝的な特徴(生まれつきの傾向)も関係していることが、最近の研究でわかってきている。
たとえば:
- ストレスに敏感なタイプの人
- 喜怒哀楽が表に出やすい人
- 感情をぐっと抑えがちな人
でも安心してほしい。
傾向はあっても、それに“振り回されない方法”を身につけることができる。
それが「感情のコントロール」なんだ。
4. あなたはどのタイプ?感情タイプ別の特徴とアドバイス
下の4つのタイプを見て、自分に近いなと思うものをチェックしてみよう。
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5. 明日からできる!感情とうまく付き合う5つの習慣
- 呼吸を意識する
→ 緊張したら「4秒吸って、6秒吐く」を3セット。気持ちが落ち着く。
- 自分の感情に名前をつける
→ 例:「あ、今イライラしてる」「不安になってる」だけでも冷静になれる。
- よかったことノートを書く
→ その日のうれしかったこと・うまくいったことを3つ書くだけで、前向きになれる。
- 人と話す・話を聴いてもらう
→ 感情は「しまいこむ」より「外に出す」ことで軽くなる。
- イメトレで気持ちの準備をする
→ 本番前に“失敗したときの対処”までイメージしておくと、焦らず動ける。
おわりに
感情は敵じゃない。むしろ、君の中の「エネルギー」や「本気度」を表す大切なもの。
でも、うまくコントロールできなかったら、せっかくの力を出し切れなくなってしまう。
自分の感情と向き合うことは、「自分を知ること」。
それができる選手は、どんなプレッシャーにも強くなれる。
これからの練習や試合の中で、
“気持ちの整え方”を、自分のプレースタイルと同じくらい大事にしていこう。
感情と仲良くなることが、きっと君をもっと自由にしてくれるはずだから。
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