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第21回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 報告

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第21回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 報告

第21回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 報告

2025/02/16

第21回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 報告

2月6日(木)20:00より第21回目のセッションを行いました。

前回に引き続き、「選手が身に着ける力②」になります。
前回は「専門力」について
今回は「社会力」について
解説いたしました。

「社会力」とは、習得した知識・スキルは環境が変わろうともパフォーマンスを発揮させる力です。
一般的に「社会力」と「社会性」と行動されている方は多いのではないでしょうか。

ある意味、専門力を高める力より、この社会力を高める方が重要です。

しかし、専門力を上げることだけを注視し、練習で組み立てているチームをよく目にします。その証拠に「練習したのに、なぜやらないだ」と激を飛ばしているシーンに出くわします。

理由は「社会力」を高めていないからです。

では、その社会力について簡単に解説いたします。
社会力とは、
①環境に左右されない力
②常識に左右されない力
③情動に左右れれない力
の総称です。

まずは、①環境に左右されない力は
ア)時間
イ)場所
ウ)人・相手
エ)状況
が変わろうが、自分のすることを変えない力のことです。

日常から、上記4つによって行動を変化させたり、行動の質を落とすことをやっている選手は、やはりパフォーマンスは不安定です。

②③の含めて知りたい方はご連絡ください。

では、受講者のコメントをご覧ください。

<「自信」を考える>
・自分を信じるだけなので自信に根拠はいらないと考えておりました。なので、私は「自信をもってやってこい」といったフレーズを多用しています。自信というワードを使わない先生方が多くいらっしゃることに衝撃を受けました。ただ、改めて自信について考えてみると、自分の何を信じればいいのかという具体性には欠ける言葉だなと感じます。もう少し具体的に、「今までの練習を信じて」とか、「自分の経験を信じて」といった言葉に変換して使うと、より効果的にこのワードの力を使うことができるのかなと感じました。
 私自身、自信しかありません。自分が良いと思うことを勇気をもって実行しております。この思考は小林高校での3年間を土台として出来上がっています。様々な体験をし、様々な話を聴き、様々なことを考えて生活してきた3年間でした。その中で、特に私がとても良かったなと思っていることは、高校1年時からマネージャーをすることができたということです。
 マネージャーは、コーチの話を聴き、理解せねば選手に伝えることはできません。選手に伝えるときも、STさんやSKさんといった強烈な先輩方に、森先生という強烈なコーチの考えを伝えなければなりません。聞き漏らしてもダメ、言葉の使い方を間違えてもダメ、自分の意思を織り交ぜてしまうとコーチの真意は伝わらず、結果として組織はうまく回らない。でも、強い意志がなければ強烈な先輩方にコーチの想いは届けられない。
 この痺れるような時間を過ごすことができた、高校1年時、2年時の時間が、今の自信につながっています。高校3年時は慢心とおごりと余計なプライドでチームをダメにしてしまいましたが。その経験もふまえ、自信をもって生活出来ていると断言できます。
 自分のように、自分を心の底から信じることができる体験を提供できるコーチになりたいと想いながら素人軍団の中学生を昨年8月から指導しておりましたが、先日の県大会でベスト4に入ることができました。少しは選手達に、自分を信じるきる体験を提供できたのかなと、小さなガッツポーズをしたところです。今年の8月は鹿児島全中です。県大会優勝チームは即全中出場です。そこで大きなガッツポーズができるといいなとワクワクしています。

・自信は、自分を信じる力という認識しかなかったが、自分の能力を十分に発揮できる確信度や、自分の目標を競技で達成できる確信度のところまでは考えた事がなかった。他者にするものではないことも、いかに自分が大事か、自己肯定感にも繋がる事だと思った。

・「自信を持って」という言葉をよく使ってきました。森先生の話から、①②とありましたが、具体的な言葉で説明を受けたのは人生で初めてでした。自分の行動に嘘をついてきた人に自信など持てないという言葉が凄く印象に残っています。最初から無理と思って、なんとなく時間を過ごし、試合の時だけ「自信をもって」と都合のいい言葉がとびかってるような気がします。自信とは自分との約束、自分がやってきた行動に対して、信じることができるか、奥の深い言葉だと感じました。

・一過性、一時的な効果しか得ることができないという考えと、しかしながらその一過性が必要な場面もある、ということを気付かされました。また、「自信を持って」という言葉は、選手によって通じる、通じないがある、ということにはすごく共感をしました。だからこそ、もう少し自分のかける言葉を理解して選手に言葉かけ、指導をしないといけないと、前回のセッション、今回のセッションを受けて思いました。

・「頑張れ」のように便利な言葉だと思いました。私は日頃意識して使わないようにしています。「自信をもつ」など、自分が感じるものだと思っています。途中で受講者の方から、「一過性」との話があり、話がすんなり入ってきました。しかし、森先生の話で「一過性でも使える自分を〜」とありました。その後の解説を聞いて、自信という言葉を自分なりに定義づけると、選手や生徒も話が入りやすかもしれないので、実践してみようと思います。

・「自信を持って」という言葉はめちゃくちゃよく使っていましたし、今もめちゃくちゃ使います。気づきとしては今までの台詞は超抽象的でした。しかし、今の「自信を持って」には選手とと自分たちが一緒に過ごしてきた、取り組んできた時間やプロセスが凝縮されていて、「やってきたことやる、自分を信じる、この現状をブレイク(突き抜ける)」みたいに同じイメージで共有できていると思います。
 また新チームになりたての今はそこを共有していく積み重ねを今やっているのだなと自分自身で強く思いました。とても良い時間でした。

・「自信」とは、「自分を信じる力」。その人の内側(内面)から創られるモノ。①「自分の能力を十分に発揮出来るという確信度」②「自分の目標を競技で達成できるという確信度」の両面を意識した日々の活動を行う努力で生活します。

<「専門力」を考える>
・聴く力について多くの先生方のお考えに触れることができました。とても良い時間でした。先生方の様々な工夫、取り組みの話を聴きながら、結局、聴く側の問題ではなく、話す側(コーチング)の質に聴く力は比例するのだと感じました。
 NGSチームの練習の話をK先生がされている時、練習風景を見たこともないのに、話をしている森先生を囲み、真剣な眼差しで一言一句聞き逃さないぞと殺気すら感じさせる様子で聞き入る日章の生徒の映像が頭に浮かびました。聴いているのだろうなと想像しました。そうなるんですよね森先生のコーチングは。
 初めは耳で聴いているはずなんですが、すぐに目で聴くようになり、そのうち心(脳)で聴くしかなくなってくる。コーチングの質の高さを改めて痛感します。練習風景をみてもない人間がここまで想像できるのですからすごいことだと思います。

・話し合いに参加したかったです。。。自分は生徒に、プレーを言語化することを心がけています。どうしても、気合と根性があれば乗り越えられると思われている競技なので、根拠を持ち、プレーについて話せる力を身につけられたら良いと思っています。

・チームの中で、何でも言っていい安心した環境を作ることで選手達が変わってきたということ、その中で自分達が決めて動く、選手自身が依存型ではなく自主的に動ける環境が選手を伸ばしていくのだと感じました。また、新入生へチームプレイの説明を上級生がやることで、普段キャプテンに依存していた子達が新入生を通し、積極的にチームに関わるようになった。そこで「説明がまだ足りていない」と感じた指導者は、「他に何かないですか」などあくまでも選手達を尊重したやり方が素晴らしいと思いました。そこで、チームがまだ理解できていない部分を練習でより深めていくというのを聞いて参考にしたいと思いました。

・K先生の、「選手にブランドイメージを持たせる」ということについて、自分がなりたい選手に自分でなる、自分で選んで自分で上手くしていく、という取り組み、指導をきいて、私はそれを持っていることが大前提の指導になっているかもしれないと思いました。もし、選手にそのようなイメージ、目指すチームのイメージがあって、それを指導者側も理解してズレがなければ、聴こうとするし、理解しようとするのではないかと思います。

・「聴く」にフォーカスを当てた話し合いになりました。その中で話を聴く人は前に来る、目を見ているという「態度」の話題になりました。これは聴く力と関係ないのでは?という結論でした。私が考える選手側(生徒側)の視点だと、①「聴くに値する話をしているから聴く」という人と②「みんなやってるからとりあえず聞く」人と③「聴く自分を作るために、一番前に出て目を見て聴く」人がいると思います。それは指導者も試されているし、そんな対象者の状態を汲み取る力を磨かないといけないのかなと感じました。
「専門力」を身につけるためには絶対に自分で気づいて自分で行動することが必須と考えます。
そのための仕掛けや環境作りが大切です。
「やらされる」のではなく「自ら気づいて行動する」ことを選手には求めます。

・この「専門力」の話を聞いて、「人生を通じて育んでほしい3つの力の①自己育成力」との関連性を感じました。それは、同時に「自己育成力の育成」が、「専門性にふれながら自己の上達を楽しむ力=専門的知識・スキル・思考の習得」を習得・育成する事で、人生を通じて育んでほしい事と同時に「専門力」の育成に繋がりました。
キーワードは、「楽しむ力」です。

<「社会力」を考える>
・社会力という言葉は高校1年時の終わり頃に出会ったように記憶しています。小林高校男子バスケットボール部員の中ではかなりブームになったワードです。ちょっとヘマをすると、「お前社会力が低いとよ」とイジられる感じでした。この、自分の専門力を発揮する力の重要性を大人になればなるほど痛感します。せっかく頑張っているのに…めっちゃ能力高いのに…とかわいそうになる選手、大人をたくさん見ています。しっかり自分のパフォーマンスを出せる人でも、社会力のことを理解すれば、もっと必然にできるのにというもったいなさを感じる場面もあります。ずば抜けて能力がない者に明るい未来をもたらし、とてつもなく専門力のある者をとんでもない人材にするためのミラクルパワーだと思います。是非とも世の中に理解させていきたい力だと感じます。

・とにかくつくづく、環境にも、感情にも左右されてしまっているなと思いました。審判に文句は言いません。

・社会力を上げる事が選手のパフォーマンスを上げる。この事に気付かせられるコーチが素晴らしいのかなと。「誰にでも挨拶しなさい」や、「人の話は集中して聴きなさい」など、ただなんとなくではなく、そうすることによって未来の自分が変わる。そう思わせるのがコーチの力だと思いました。みんなただなんとなく練習すれば上手くなる、試合で力が出せればいいな、パフォーマンスが出なければ言い訳をする。だいたいこう思う選手や指導者が多いのかなと感じました。こういった事がわかった上で、自分の中の思考で「大切にする」「丁寧に」など、自分軸というものができてくるのかと感じました。それが自分の中にある状態で話しをしないと、結局何も伝わらないと思いました。3年になるセッションですが、今も新鮮な気持ちです。不思議な感情で、今日もある先生が「あいつは我慢がたりない」と話をしてるのを聞いて。我慢とは何か考える自分がいました。3年前では流れていった言葉でした。いつもありがとうございます。

・「専門力」が上がってきたときに「伸びてきたな」、「社会力」がついてきたときに「落ち着いてきたな」という表現はとても腑に落ちました。表現が、言葉がみつかったなという感じです。だからあの選手にはこう感じて、あの選手にはこう感じたんだなと理解しました。先日行われた新人戦の県大会の試合(主力選手が2人5ファウルで退場した)を思い出すと、選手も私以外の指導者も観客席も負けたのは審判のせいという捉え方をしている部分が多いです。私は試合中も試合後も環境に左右されない、するべきことをするという指導をしていたところで今回のセッションを受けて、社会力が足りていない、必要だ、しかしながら社会力を教える指導者がいないんだ、と感じました。今後は社会力をもっと具体、抽象を使って、選手に指導していきたいと思います。
また、最後に保護者についても話をきいて、私がやろうとしていることは間違ってはいない、おかしいことをしようとしているわけではないと思うことができました。周りのせいにばかりしてはいけないけれど、周りに流されそうになったり、ひどくいうと騙されそうになったりする自分がいて、いちいち周りに確認をとらないと判断できない自分がいます。それも、環境に左右されていることだと理解して、いつでも、どこでも、誰でも、どんなときも、いまするべきことができるように取り組んでいきます。

・self1が目覚めている人は、この社会力が高いように感じます。環境、時間、常識など振り回されるし、流された方がラクだし。それでも今やることをやる、コツコツ継続するなど、このセッションで学んできたことは、社会力も高める内容であったと感じました。

・過去のセッションの中でも上位にくる回だったと思います。感動しました。オンデマンド受講だったのでリアルタイムで受講したかったです…
これからの自分の指導、成長へのワクワク感、自分ができていないこと(痛いところを突かれた感じ)、それに対しての伸び代を考えワクワクした高揚感。
そんな感情が目まぐるしく襲ってきました。
最後、M先生の話に対して、O先生も話されていましたが僕も感動して涙が出そうになりました。
この環境、仲間に感謝しかないですし、もっと成長したいと心から思いました。ありがとうございます。

・この「社会力」の話を聞いて、「人生を通じて育んでほしい3つの力③自己肯定力・②協働力」との関連性を感じました。それは、同時に「③自己肯定力の育成」が、「今ある環境の中で自分らしさを表現する力=環境・感情・常識に左右されない力・自分らしさを表現する力」を育成する事と「②協働力の育成」が「仲間や関係者を尊重し仲間の上達を喜べる力=会話力・傾聴力・承認力・関係力」を習得・育成する事で、人生を通じて育んでほしい事と同時に「社会力」の育成に繋がりました。ワードは、「表現する力・喜べる力」です。

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