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コーチングシリーズ:パフォーマンスを導き出すために知っておきたいこと⑤「RUS機能を活用して夢を実現させる」

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コーチングシリーズ:パフォーマンスを導き出すために知っておきたいこと⑤「RAS機能を活用して夢を実現させる」

コーチングシリーズ:パフォーマンスを導き出すために知っておきたいこと⑤「RAS機能を活用して夢を実現させる」

2023/10/19

コーチングシリーズ:パフォーマンスを導き出すために知っておきたいこと⑤「RAS機能を活用して夢を実現させる」

 

「夢を実現させられる人」と「夢を実現させられない人」の違いはどこにあるのでしょう。

 

一般的に「努力をした人」や「頑張った人」が夢を叶えられると考えられています。

 

結論から言いますと「それは、違います。」

 

「夢を実現させられる人」は、頑張ってもいませんし、努力もしていません。

ただ、自分のするべきことをしている人なのです。一切無理をしていません。

「頑張っている」は他者からの評価です。

「頑張っている」とコメントする人は、伝える手段として使用しているだけです。

 

どちらかと言えば「山を登るイメージ」ではなく、「坂を下るイメージ」です。

 

「夢を実現させられる人」は脳の機能をうまく活用しています。

その活用するものが「R A S(網様体賦活系:Reticular Activating System)」です。

 

RASラス)」は、人間の体において生命活動を維持する重要な働きを担っています。

そして「ラス」は、あなたの意識したこと、意図したこと、関心を持ったこと、の情報を自動的に集めてきてくれる重要な機能であります。言わばあなたのGPS機能なのです。

 

ラスに入ってくる情報によって、私たちの感情行動は生まれてきます。

ラスは、あなたにとって「必要な情報」と「必要でない情報」を分ける中継所なのです。

 

カクテルパーティー効果をご存知でしょうか。

大人数のパーティーなどの雑音の中でも、自分に必要な情報や自分と話している人の声は聞き取れるという現象のことです。

自分の名前を呼ばれたときや、親しい人の声などは、雑音の中でも聞き分けることができ、自分に関係のある情報は、無意識に聞き取ることができます。

また、お母さんは自分の赤ちゃんの泣き声を一瞬で聞き分けることができます。

他にも、カフェで勉強している際に周囲の会話や音楽が流れていても自分の本やノートに集中していたり、また、バスや電車などの交通機関で周囲が騒々しい中でも本や電子書籍を読書することでストーリーを理解することができるなど、ラスは私たちが重要な情報に注目できるよう常に働いています。

 

ラスは、あなたの意識の中の優先順位の高いものを重要と判断し、またはあなたが意識したものや潜在意識にある情報を拾い上げ、あなたに届ける役割を果たしてくれています。

潜在意識には、あなたの今までの生活や経験から身についた情報やパターンが知らず知らずの内に含まれているのです。

 

この機能を意図的に利用するのです。

「夢を実現させられる人」はこの機能をうまく活用しできています。

 

 では、一つ一つ解説していきます。

はじめに「セルフイメージ」の活用です。

 「セルフイメージ」は、自己のパフォーマンスを向上させるために必要不可欠なスキルです。

 まずは、「上達してプレーしている自分」「活躍している自分」のイメージ像を創造するのです。

 ここからが大事なのですが、「夢は願えば叶う」と思っていらっしゃる方の大半は、想像までで終わらせているケースが多いようです。

 ただただ願うだけです。所謂「神頼み」です。

 

 脳の活用はここからです。

 ではどうするのかといいますと、「将来、上達している自分や活躍している自分だったら、今をどう生きているだろうか、どう活動しているのだろうか」と考えるのです。

 そうすると脳が勝手に想像し、そして創造し始めます。その後、無意識のうちに脳は必要な情報を入手してくれます。そして、自分の描いた自分像に創り上げるための行動へ促してくれます。

 これが、新しい「プログラムによる活動(行動)」なのです。

 

しかし、ここで足を引っ張るシステムも脳には組み込まれています。

それが「コンフォートゾーン」です。

人間は、今まで慣れ親しんだ行動パターンを変えることをとても嫌がります。

マンネリ化が嫌いで刺激を求めるにも関わらず、面倒くさいことをやろうとはしません。「ラク」が大好きです。これも脳の仕組みです。

 

人間という生き物は、勝手で、わがままな生き物なのです。

常に「今のままでいいよ(脳の省エネ、大好き)」というプログラムが常に作動しています。

そして、このプログラムは「過去の記憶」によるものです。

 

そのプログラムを書き換えることがトレーニングなのです。

それは、「過去の記憶」を「未来の記憶」に書き換えるだけです。

書き換えることにより、「脳」が不自然さを感じ始め、新たな自分づくりを始めていきます。そのプログラムこそが、「未来の記憶」です。

そしてそのプログラムのイメージ像が「セルフイメージ」なのです。

 

 その「セルフイメージ」をより強固にするために「アフォメーション」を活用します。

 「アファメーション(affirmation))とは、肯定的な断言をする事」です。

個人的には、自分に「誓約」をする事になります。

自分で、なりたい自分を表す言葉や文章を声に出して読み上げるのです。

 

 ある意味、「未来のあるべき姿を演じる」的なイメージを持ってください。

 例えば、ドラマや映画を思い出してください。

俳優さんがシナリオ(脚本)通りに演じていくと、見ている私たちはあたかもその役者の個性なのか、それとも本人の性格なのかがわからなくなることがあります。

たまに演者同士が結婚することがあります。しかし、配役が解けると「破局」ということもしばしば・・・。

 

「なりたい自分」「達成している自分」を鮮明に描き続け、そのために相応しいパフォーマンスを表現し続けることが、「自己実現への道(スキル)」なのです。

 

そしてもう一つ重要なスキルが「エフィカシー」です。

「エフィカシー」とは、特定の課題や目標を達成する自分の能力に対する信念のことです。

「自己有効力感」とも呼ばれ、個人が自らの能力を信じ、信念を持って目標に向かっていくことのできる力のことです。とても重要な力ですが、日本人は最も苦手とするものです。それは「謙虚」「出しゃばり」「生意気」という他者からの評価を気にする人種だからです。

 

やはり、今現在の自分の思考や表現をしている今のパフォーマンスを信じ切ることが重要です。しかし、途中、修正・調整することは問題ありません。

問題なのは、「疑念」です。

「これでいいんだろうか」と過去の自分が邪魔してくることです。

ここで大事なのは、過去の自分が出てきた時にそのことを否定しないことです。

否定するのではなく、受け入れるのです。

「そっか、心配してくれてありがとう」と。

「俺は、私は、やるから、見ていれくれ」と、過去の心配している自分にいうのです。

このように過去の自分とうまく付き合うのも、自己実現を遂げるスキルになります。

 

そのためには、今の自分を認める力も必要になってきます。

それが「自己肯定力:self-esteem(セルフ・エスティーム)」です。

ありのままの現在の自分を認めてあげてください。

自分が自分を信じなければ、誰が自分のことを信じてくれますか?

自分が苦手なことや、下手なことも全て否定したり、誤魔化したりせず、素直に受け入れてください。

いつ何時も否定するのではなく、「承認」してください。

 

この行程が「自分を信じるプロセス」になり、かつ「自己実現へのスキル」になります。

そのスキルが

 ①「セルフイメージ」

 ②「アファメーション」=「セルフトーク」

 ③「エフィカシー」

 ④「セルフ・エスティーム」

です。

あとはトレーニングあるのみ!

 

自分を作るのは「自分」です。

自己実現を達成させるのも「自分」です。

 

「やっとけばよかった」からの卒業を!

 

より、詳しく聞きたい方、または相談のある方は下記よりお願いします。

①メールにて

②電話にて

 

fine lab.代表 森 億

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