第11回オンラインコーチングパワーアップ講座報告
2023/08/16
第11回オンラインコーチングパワーアップ講座報告
8月10日に第11回オンラインコーチングスキルアップ講座を行いました。
今回のテーマは「ホモ・サピエンス全史から人間を考える」です。
私たち人間は、ある意味、完成された素晴らしい生き物だと思っています。
その証拠に、自分の行動・発言は自分の意思でどうにでもなると思っています。
ではなぜ、「どうにもならない」「どうしていいのかわからない」ことが身の回りに起こっているのでしょうか。
その代表が「人権問題」です。
いじめ、パワハラ、体罰、セクハラ、虐待など。
また、スポーツの世界における緊張、焦り、不安、心配など。
解決できない問題が山積しています。
なぜ、有効な手段が見つからないのでしょか。
また、指導する際に「人間だから話せばわかる」と誰しもがいいます。
それは本当なのでしょうか?
今回、このコア的話題について深掘りいたしました。
<セッション内容>
(1)これまでの振り返り発表
(2)遺伝子から人間を知る
①ホモサピエンスとチンパンジーと人間との比較から人間を知る
②動物の「子殺し」から人間を知る
(3)サピエンス全史の学ぶ
①人類の誕生について
②進化の写真のうそについて
③なぜ、ホモ・サピエンスだけが生き残っているのかについて
④認知革命
脳内の突然変異がもたらした新たな生き方について
「虚構」=「フィクション」→「映画:マトリックス」
私たちは、勘違いをしながら生きてきたことに気づかず生きています。
それは、本当に苦しい生き方です。
「人間を知る」ことにより、自分の生き方、そして人への関わり方が見えてきます。
<参加者のコメント:一部>
・人間、生き物について学べて不思議な気持ちと、逆に「こんなもんだったんだ」と思う部分とそれぞれでした。
いじめ、虐待などがなくならないのが少しわかった気がします。組織の中で生きていく上で、生き物としての習性がわからないままだと色んな問題が出てくるのは納得できました。
虚構でかなり左右されている現実。
「あの子は中学の時○○だったらしい」とか他にもよく似た話が飛び交っています。こわいと思いました。虚構に気をつけ、無意識に勝手な想像をしていた自分に意識していこうと思いました。
・ホモ・サピエンスのお話は、一期の時には聞けなかったものもあり、とても勉強になりました。 ボノボのお話もとても興味深かったので、自分でも勉強してみます。 人なのか人間なのか遺伝子なのか…。そこを考える事の重要性を感じる内容だなと思います。
・自分は、教えて頂いたことをただなんとなく取り組んでいるだけで、工夫がないので、もっとしっかりと考え、面白いアイディアを出していきたいです。また、森先生が言われたように、選手に任せる場面も上手く作り出して行けたらと思います。 また動物から人間を知ることが出来る話を聞き、非常に興味深かったです。この話しからどのように選手と関わるかに繋げられるか楽しみです。
・ 後半部分は、ポイントを意識して何回か戻りながら学びました。虚構=フィクション、認知革命、ホモサピエンスの話からくる人間はそんなに大した生き物ではないという理解で終わりました。 最後の余計な話や情報を脳に入れない事を次までに意識したいと思います。
今回のセッションでは、人間という生き物が今まで過大評価されすぎていたことを知ってもらうことが狙いにあります。
この思い込みがある以上、目の前にいる選手のことを理解できるはずがありません。
「fine理論」を学んでみたい方は、下記まで連絡ください。
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