人材育成シリーズ(コーチ・管理職)・・・“質問の文字化”
2022/10/14
人材育成シリーズ(コーチ・管理職)・・・“質問の文字化”
教員を35年もやっておりますと、生徒・学生、そして指導者から色々な質問を受けることがありました。本当にありがたいことです。
当然、質問内容も様々です。具体的な質問、抽象的な質問、興味本位な質問などなど、楽しませてくれる質問が多かったことを覚えています。
その中で、質問をしながら自分の質問が何かを探りながらの生徒もいたのは事実です。「何が言いたいのかな〜、何が聞きたいの〜」的な話です。
結局、「自分が何がわからないのかを知りたいがために質問をする」という行為なのです。
コーチングの一つに「気づきに促す」という手法があります。
会話を通じて、クライアントの思考を整理していく作業です。
クライアントの「何が何だかわからない」を会話を通じて紐解いていくのです。当然、紐を解くのはクライアント自身です。そして、この紐を解く作業が「思考の整理」なのです。
しかし、思考の整理を常に他人と共に行うことは不可能です。
そこで、お勧めしているのが「文字化」です。
自分が何に悩んでいる・何を質問したいかを文字化してみるのです。
質問したいと言いながら、何を質問したいのをなんとなくでしかない人は、「文字化」することはできません。
自分の中になる映像を書き出してみて下さい。
箇条書きでも、単語だけでも結構です。
単語を書き出し、それをつなげる。これを「チャート図」といいます。
そして、文字化に成功すれば、自然と自分で調べ始めるはずです。
文字化できたという達成感を得たことで、次の達成感を得たくなります。
脳内にドーパミンがさらなる”快”を求めるからです。
これも、セルフコントロールのスキルです。
人材育成シリーズ(コーチ・管理職)・・・“質問の文字化” 終わり
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