シリーズ⑧運がいい人と悪い人の脳の使い方
2025/12/02
⑧運がいい人と悪い人の脳の使い方
――チャンスをつかむ人は、脳のアンテナ(RAS)が違う――
はじめに
「なぜあの人ばかり運がいいのだろう?」
「自分も頑張っているのに、チャンスに恵まれない…」
そう感じたことはありませんか?
実は、「運の良し悪し」は偶然ではありません。
脳の中にある“情報のアンテナ”、RAS(網様体賦活系)の使い方に違いがあるのです。
1. 脳のアンテナ「RAS」とは何か
RAS(Reticular Activating System:網様体賦活系)は、
脳幹にある神経ネットワークで、膨大な情報の中から「何に注目するか」を決める装置です。
たとえば、
「赤い車が欲しい」と思った瞬間、街中の赤い車ばかりが目に入る。
これはRASが「赤い車」というキーワードを優先的に拾うようになったから。
人間の脳は、1秒間に1,100万ビットの情報を受け取りますが、
意識に上がるのはたった40ビット程度。
つまり、私たちは“見たいものしか見ていない”のです。
2. 運がいい人のRASは「拡張モード」
運がいい人は、RASが“開いている”状態。
特徴は、次の3つです。
- 好奇心が高い(新しい刺激を拒まない)
- 感情が安定している(扁桃体が過剰反応しない)
- 前向きな言葉を多く使う(前頭前野が活性化)
この状態では、RASが幅広く情報をキャッチし、
偶然の出会いやチャンスを「意味ある出来事」として認識します。
一方、ストレスや不安が強いと扁桃体が優位になり、
RASは「危険」「不快」「失敗」にばかり焦点を当てるようになります。
すると、同じ出来事でも“悪い方”しか目に入らなくなるのです。
3. 「運が悪い人」は脳の検索ワードを間違えている
RASは検索エンジンのようなもの。
「ついてない」「無理かもしれない」という言葉を口に出すたびに、
脳はその“キーワード”をもとに情報を集め始めます。
結果、「失敗」「不安」「批判」といったネガティブ情報ばかりを拾い、
“運が悪い現実”を強化してしまうのです。
逆に、「大丈夫」「面白そう」「きっと何かある」と言葉を変えるだけで、
RASの検索対象が変化し、ポジティブな情報を見つけやすくなります。
運を引き寄せるとは、脳の検索設定を変えることなのです。
4. fine理論が教える「運を味方につける脳の整え方」
RASを“開く”ためには、脳の3領域のバランスがカギになります。
① 扁桃体を静める(感情の安定)
ストレス状態ではRASが閉じます。
深呼吸・散歩・瞑想などで副交感神経を優位にし、
扁桃体の興奮を落ち着かせることが第一歩。
② 前頭前野を活性化させる(思考の明確化)
「自分が何を望んでいるのか」を言語化する。
目的を明確にすると、RASがその目標と関連する情報を優先的に拾います。
“書く”ことはRASの最強スイッチです。
③ 帯状回を整える(共感と柔軟性)
他者とのつながりや感謝の気持ちを意識すると、
帯状回が活性化し、RASが“共鳴モード”になります。
これにより、偶然の出会いを「チャンス」として認識できるようになります。
5. 「運」はスピリチュアルではなく、神経科学
fine理論では、「運」を“偶然の再現性”と定義します。
つまり、「チャンスを見抜ける脳の状態」を再現できるかどうか。
運がいい人は、いつも特別なことをしているわけではありません。
ただ、RASが「開かれた状態」を保ち、
脳が“未来の可能性”を拾いやすい状態にあるのです。
おわりに ―― 運をつくるのは「脳の設定」
運は“待つ”ものではなく、“設計する”もの。
脳の焦点を変えれば、見える世界が変わります。
fine理論が伝えたいのは、
「運を良くする」とは、
前頭前野とRASを味方にし、可能性を発見する力を高めること。
チャンスはいつも、あなたの目の前にあります。
ただ、それを“見ようとしている脳”が必要なのです。
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