あなたの知らない 「メンタル」「メンタルティー」「マインド」「マインドセット」の世界
2025/03/19
あなたの知らない
「メンタル」「メンタルティー」「マインド」「マインドセット」の世界
fine lab.では、スポーツパフォーマンスの向上及び発揮(表現)させるための知識と考え方、そしてスキルを提唱しております。=「fine理論」
今回は、スポーツの世界でなんとなく使われている「メンタル」「メンタルティー」「マインド」「マインドセット」の言葉を深堀しながら、みなさんと考えていきたいと思います。
それぞれの言葉の持つイメージをより具現化させながら解説していきます。
しかし、言葉の理解・解釈については、人それぞれであることも否定いたしません。あくまで「fine理論」中での定義だと考えていただければ幸いです。
組織(チーム)づくりにおいては、言葉の意味や使い方にズレが生じていると、信頼関係構築が難しいものになります。
この機会に皆さんも考えてみてはどうですか?
では、「マインド」「マインドセット」「メンタリティー」「メンタル」を樹木の部位(根・幹・枝・葉っぱ)に当てはめながら、そしてその理由等も含めて解説していきたいと思います。
【大樹モデルによるイメージ(文字化と画像化】
マインド(Mind) 根=土台。エネルギー源・栄養を吸い上げる
マインドセット(Mindset) 幹=全体を支える芯・栄養を枝に送るパイプライン
メンタリティー(Mentality)枝=幹から広がる方向性。行動・態度の表れ
メンタル(Mental) 葉っぱ=外から見える状態・成果。日々変化する所
<それぞれのイメージを文字化>
【1】根=マインド(Mind)
■なぜ根なのか?
•根は「見えない部位ですけど、すべてを支える土台」
→ マインドは、思考・感情・意識・無意識など、心全体の働きの源
•根が浅いもしくは腐敗していると木は倒れる。
→ マインドが脆いと、どんな考え方もパフォーマンスも不安定になる。
•根が深いと、水や栄養をしっかり吸い上げ、木全体が成長できる。
→ 安定したマインドが、成長の可能性を最大限に引き出す。
【2】幹=マインドセット(Mindset)
■なぜ幹なのか?
•幹は「栄養やエネルギーを、根から枝や葉に送る通り道であり、全体を支える柱」
→ マインドセットは、マインドから吸い上げた情報や経験を、「どう捉え、どう行動に繋げるか」を決める考え方の型・フレーム
•幹が細いと、木はグラつくし、エネルギーをうまく運べない。
→ マインドセットが固定化され、脆弱だと成長や挑戦ができない。
•幹がしなやかで強ければ、風にも負けず、倒れない。
→ 成長マインドセットは、困難や失敗にも柔軟に対応し、成長し続ける力を支える。
【3】枝=メンタリティー(Mentality)
■なぜ枝なのか?
•枝は「幹から分かれ、木の外へ伸びていく方向性を決める」
→ メンタリティーは、マインドセットに基づいて、「どんな態度・スタンスで物事に向かうか」を形作る。
•枝の伸び方によって、木全体の「形」「印象」「バランス」が決まる。
→ メンタリティーが、その人のプレースタイル・行動基準・人間性として表に出る。
•枝は幹によって支えられるが、どの方向に伸びるかは自由度が高い。
→ 自分が「どんな人でありたいか」「どんなアスリートでありたいか」を決めるのがメンタリティー。
【4】葉っぱ=メンタル(Mental)
■なぜ葉っぱなのか?
•葉っぱは「日々の状態が見える部分」。
→ メンタルは、その時その瞬間の心のコンディションやパフォーマンスに直結する。
•季節や環境によって、葉の元気さ・色・量は大きく変わる。
→ メンタルも、試合状況・相手・自分の調子によって常に揺れ動く。
•葉っぱがしっかり機能すれば、光合成で栄養を作り、さらに木を成長させる。
→ 良いメンタル状態は、瞬間瞬間のパフォーマンスを最大化し、結果に繋がる。
では、「マインド」「マインドセット」「メンタリティー」「メンタル」についてより具体的に解説していきたいと思います。
① マインド(Mind)
■意味=「心そのもの」や「精神全体」を表す言葉。
•思考、感情、意識、無意識、すべてを含む、人間の内側にある「脳の働き」が生み出す“心の総称”。
→ 言い換えれば、心のOS(オペレーティングシステム)のようなもの。
■特徴=とても広い概念、状態によって、変化しやすい。
② マインドセット(Mindset)
■意味=「物事の捉え方や考え方のクセ」「思考の枠組み・信念体系」
•「どういう前提や価値観で世界を見るのか」という考え方のスタイル。
→ OS(マインド)の中で動いている「アプリ」や「プログラム」みたいなもの。
■特徴=一度定着すると、物事の判断や行動パターンに強い影響を与える。
→ 固定マインドセット:「失敗=能力がない証拠」
→ 成長マインドセット:「失敗=学びのチャンス」
③ メンタリティー(Mentality)
■意味=「人としての精神的な姿勢や態度、生き方に近い考え方」
•「競技への取り組み方」「挑戦に対する姿勢」「諦めない心」など。
一貫した態度・信条・スタンスを意味する。
→ 簡単に言うと、「心の在り方」「生き方の姿勢」
■特徴=メンタルが「瞬間の状態」なら、メンタリティは「ずっと持ち続ける姿勢や態度」、長期的・安定的な「心の構え」。
→ 「勝つために全力を尽くす」「最後まで諦めない」などの基本的な行動指針。
④ メンタル(Mental)
■意味=「その瞬間の心の状態やコンディション」
•「気持ちが乗っている」「緊張している」「集中している」など、今この瞬間の心のコンディション
•「メンタルが強い」「メンタルが崩れた」と言うときはこれ。
■特徴=その時々で変わる“心の状態”。外的な影響(プレッシャー、環境、相手の強さなど)によって大きく左右されやすい。
<それぞれの関係性>
【マインド】(OS)
└─【マインドセット】(考え方・思考の型)
└─【メンタリティ】(態度・行動の基準・姿勢)
└─【メンタル】(瞬間瞬間の状態・コンディション)
①マインドが「土台」で、
②マインドセットが考え方の「道筋」を作り、
③メンタリティーがそれを「態度や行動」に表し、
④メンタルはその時の「心の状態」を反映している。
<脳科学的視点からみた機能部位の違い>
マインド ・・・脳全体(前頭前野・扁桃体・海馬など)
機能=心の働きすべてを統括(OS)
マインドセット ・・・前頭前野(思考・判断の司令塔)
機能=思考の枠組みを作り、判断基準を定める
メンタリティー ・・・ 前頭前野+海馬(記憶・学習の積み重ね)
機能=信念・価値観・人生哲が行動規範となる
メンタル ・・・扁桃体・帯状回・前頭前野
機能=感情・集中・その瞬間の状態を調整する
<簡単早見表>
マインド :「心全体、OS 」 =瞬間〜長期
⇒状況によって変化
マインドセット:「思考のクセ、フレーム」 =長期・比較的固定
⇒習慣で変えられる
メンタル :「心の状態・コンディション」 =瞬間的
⇒瞬間的に変わる
メンタリティー:「精神的な姿勢・生き方」 =長期的・安定
⇒深い自己認識で変えられる
<まとめのイメージ>
•根が深ければ、幹が太くなる。
•幹がしっかりしていれば、枝(メンタリティ)がまっすぐ伸びる。
•枝がバランス良く伸びれば、葉っぱ(メンタル)が茂り、パフォーマンスが整う。
•すべてがつながっているけど、土台(根・幹)を育てることが最重要!。
以上のように、「マインド」「マインドセット」「メンタル」「メンタルティー」をそれぞれに説明させていただきました。
言葉の理解・解釈の仕方は「森から見る方法」「木から見る方法」と2つあります。
多角的(俯瞰:メタ思考)に物事を見ることにより、あなたを次の想像・創造の世界へ導いてくれることでしょう。
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