第19回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 実施報告
2025/01/19
第19回オンラインコーチングパワーアップ講座Ⅱ 実施報告
1月9日(木)第19回目のオンラインセッションを行いました。
今回の主テーマは「言葉を使える自分」です。
このオンラインセッションは脳機能学・遺伝学・応用スポーツ心理学を知見を活用したコーチ育成を目的にしたものです。
私たちコーチは「言葉」を道具として扱います。
その言葉をなんとなくではなく、自分なりの道具に仕上げているかがキーになります。
当然ではありますが、コーチは自分の頭にある映像を言葉(文字)にして相手に伝える技術が求められます。
そのためには、自分が使う「言葉の意味」や「言葉の定義」をそれぞれに持つ必要があります。
使用する側が曖昧では、相手の受け取り方も曖昧になるからです。
もしくは、違うイメージが伝わることになるからです。
コーチは自分が伝えたいことにストーリーを持たせる必要性があります。
そのためにもひとつひとつの単語が明確になっていなければ、ストーリーもあやふやになってしまいます。
今回のセッションは、その言葉の意味の理解、そしてそのトレーニングを兼ねたセッションを行いました。
受講者の皆さんも脳をフル活用しながらワークの取り組んでいらっしゃいました。
みなさん、本当にご苦労様でした。
<受講者のコメント(一部)>
・今回もありがとうございました。自分なりの言葉の定義を持つことです。辞書の意味とは異なっていいんだと思いました。もちろん知識は必要だと思いますが、「自分はどう考えるか」という方が受け手には伝わるし、自分も迷わないと思いました。また、言葉を新たに学習するためには、使うことで自分にとっての武器になると思いました。アウトプットの重要さを改めて感じました。さらに言葉を使うときの自分の状態によって、相手に届く割合が変化するのではと考えます。そのためにfineであること、fineの状態を作ることというところに帰結すると思いました。
言葉の深掘りは、思考の広がりを促すなと感じた。具体、抽象を鍛えるにはもってこいの方法だと感じた。
・今回の講座を受けて、「言葉」の定義をもつことは、その人の「考える力」や「気付き」につながるのではないかと考えました。定義をもつにあたって、これまで培った知識や経験を駆使して文章にしようとするし、アウトプットをする中で「自分ってこんなことを考えていたんだ」という気付きもあるからです。講座の中で発言をした後に、そのように感じることが多々ありました。やっぱりアウトプットするって大事なんだと、改めて思いました。
・『言葉』の意味をここまで深く考えたことはなかったので非常に深い学びの時間となりました。言葉一つ一つの意味を自分が理解できていないのに話しても伝わらないのは当たり前でできるだけ頭の中で映像化できるような例え話など(エピソード記憶)を引き出せるかなど相手の事を考えて言葉を選ばなければならないと思いました。そしてセッション内であるチャットでの反応が自分は遅いということ。(大喜利力)いかに早く頭の中で相手との共通項を引き出してアウトプットできるかどうかが大切と感じました。『言葉は道具』
また今回のセッションでは『最高の理想と最低の現実』という言葉が非常に残っており、これは自分にとって永遠のテーマであると感じました。指導者として永遠に理想は追い求めたいです。自分の表現したいものは日々練習の中で求めていくことで必ず成長に繋がります。
でも勝負の世界では『最低の試合をしても勝つ』ことが求められるのが現実と感じます。
でもここだけを求めるような、突き詰めるような指導者にはなりたくはありません。
あくまでも選手には理想を求めて昇っていく感覚を持たせたいし、その中で現実をみた練習や準備を取り入れることのバランスや見極めが大切だな感じました。そのための『負ける練習』なのだなと思いました。
・今回のセッションで、わからない質問をされると、自分が責められているような感じになるというところが印象に残りました。相手に対してわかりやすい質問、わかっていたようで全然意識できていませんでした。気をつける事がまた増えて、それに気付かせてもらえたこのセミナーに感謝です。「相手の間」という言葉と繋がりました。
・言葉の理解についての落とし込み方を学びました。自分に対してもそうだし、選手たちとのズレに気づくことの第1歩として、言葉の理解度を確かめる、同じようにすることはとても大事だと気づきました。いつも選手たちがどこでつまづいているのか、どこからズレが生じているのかすごく疑問に感じて、探ってばかりだったのでまずは言葉の理解のところからアプローチしようと思います。また、現在チームの中でコミュニケーションをとることが選手たちのなかで課題にあがっているようで、「いつも同じ人しか発言しないじゃん」「副キャプテンのくせに」などの声があがっており、チームの雰囲気がギスギスしているときが多かったのですが、チームの雰囲気についてアプローチできても、言葉をなかなか発することができなかったり、文字にもできなかったりする選手に対してどう接したらいいかわかりませんでした。まずイメージを持つこと、そこから映像化して、言葉にあてはめていくことのトレーニングをしてみようと思います。
・質問している意味が分からないと、不機嫌になる←自分も気になる点が沢山あるので、本当に気をつけようと思いました!
アファメーション⇒やればできる!ゾーンに導くためのマインド←長期的、メンタルも必要だけど短期的(集中力)
アセスメント⇔知識軸・チャンクUP、チャンクダウン
疑問…自分の中に生まれるもの 質問…対相手
何となく使っている言葉が沢山ある。その言葉に自分で定義を持っておくことが必要。
自分に対する「疑問と質問」+「回答」⇒「自問自答」=リカージョン
自分に対して常に問いかけ出来ている←セルフコントロール
自制心が働いている人=自立=自律
「自分への気付き」「心掛ける」=意識する←気を付ける!
自分のとった行動を正当化する←言い訳。恒常性維持機能←気を付ける!
①セルフイメージ②コンフォートゾーン③アサーション④エフィカシー⑤レジリエンス⑥アファメーション⑦自己肯定力⑧マインドセット
この8つの言葉をクラスの標語にし、生徒と一緒にアウトプットできるようにしたい。
・今回は「言葉」についての深掘り。『マインドセット』を選手にわかりやすく説明するために、いくつかの言葉を整理しました。
1、「アサーション」朝一とコミニケーションで早起きと会話=自己主張の技術。
2、「コンフォートゾーン」コンクリートの領域=安心・快適な領域。
3,「セルフイメージ」=心に描いた夢。
4,「レジリエンス」で立ち直る力・回復力。
5,「エフィカシー」出来る・出来るでエフィカシー。
6,「アファーメイション」で誓いの言葉。などと語呂合わせで楽しく、単語を覚え理解できました。
先生の「1,基盤。2,挑戦と成長。3,回復力と持続力。4,日常的なツールの題目は、より理解しやすい流れになりました。『マインドセット』が、これから多くの人達に広がればと思ったと同時に、その広げる役に立ちたいと思いました。
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