第13回オンラインコーチングパワーアップ講座 報告
2023/09/13
第13回オンラインコーチングパワーアップ講座 報告
9月7日(木)に第13回目のオンラインセッションを行いました。
今回のセッションは
①脳機能とパフォーマンスとの関係
②遺伝子とパフォーマンスとの関係
について、事例を交えながら解説いたしました。
人間の行動はほぼほぼ無意識です。
しかし、大半の人は「自分の行動は自分でわかっている」と思っています。
このズレが、指導する際の障壁になっているのです。
人間は理屈では動きません。しかし、その行動には理屈があります。
(「感動」という言葉はありますが、「理動」という言葉はありません。)
コーチは、選手一人一人の行動に対する「理屈」を解説・説明できる力(知識とスキル)を身につける必要があります。
その力がないからこそ、「罵声」「叱責」「体罰」等の方法を使用するしかないのです。
これも「無意識の行動(指導)」なのです。
色々な研修等で「パワハラはいけませんよ」「体罰はいけませんよ」等の理屈を説明しても「知っている」で終わってしまいます。
「知っている」と「出来る」が違うことを知っていながら、臭いものに蓋をすれば的な研修を繰り返していませんか。
「匂いの元(原因)」を知ることが唯一の解決への道です。
その解決要因が「脳機能」と「遺伝子」の知見になります。
普遍的な知識や考え方からの脱却を試みて見ませんか。
今回のセッションを受講してのコメントが下記になります。
セッションの半分が過ぎ、受講者の見解もだいぶ深くなってきております。
成長には「破壊」→「再生」の繰り返しです。
このことを「メタモルフォーゼ=再起力」といいます。
<受講者のコメント(一部)>
・前回の『虚構』の話しが衝撃的で、毎日の日常の感じ方や捉え方、また私自身が瞬間的に自分の都合で『虚構』を使ってしまっていることに氣がついた。無意識に使っていて正直にゾッとしている。
今回のセミナーで印象に残っている学びは、プライミング記憶による効果とサブリミナル効果です。森先生の話に引き込まれる理由が明確になりました。今回の学びを直ぐに実践して自分のものにします。
・今回のセミナーを受けて、セルフ1とセルフ2についての再認識ができた。
「プライミング記憶」「サブリミナル効果」について、理解はできたが、では、どうやって自分が、生徒、選手に対して種をまけるのか、実践方法が分かりません。
今週日曜日に受験のある生徒(集団面接)が居ます。不安がっている人に⇒「大丈夫!」は禁句であると、以前、森先生から聞いていたはずなのに、言ってしまっていました。 その生徒は、非常におとなしい生徒で、なかなか、自分の意見をはっきりと伝えることができないため、今週ずっと面接指導を重ねてきましたが、昨日、上手くいかな過ぎて、涙をポロリと流しました。その時に、大丈夫!と声掛けした自分がいた…森先生のセミナーを受けて、ハァ!シマッタ!と思いました。でも、過去の事なので、今日は、自分なりに考えた、種を仕掛けてみました。間違った仕掛けかもしれませんが、今日一日観察してみます。
不安要素をノートに書かせてみます。 昨日のセミナーを受けなければ、間違ったやり方で、生徒を送り出すところでした。ありがとうございました。
あれからお酒を全くではないですが、飲んでいません。今までは、夕方になると、家に戻ると、そわそわして、飲まずにはいられなかった。でも、今は、飲みたいと思わないというか、飲まなくても大丈夫というか、本当に脳からの指令が無くなりました。 体的にも、脳の処理能力も上がるのではないかと、信じているところです。死ぬまで続けるつもりです。きっかけはどうあれ、良かったと思っています。
・毎回深い学びです。記憶に残る種まきを意識してみようと思い実践してみました。今までは起きた現象に対しての話しやアドバイスをすることがほとんどでしたが、それまでのところでの仕込みというものがなかったかなと。なので結果に対しての言葉が多くなるのだろうと思いました。この選手に対してはどんな言葉がいいのかなど、より言葉を考えるようになりました。
自分が話をしてる時にほとんど笑顔がなかったのかなと思いました。そんな自分にも気がつけて、意識的に笑顔を出すようにしました。自分の中で同じ内容を話していても、楽しく感じれたとこが不思議でした。また、理屈ではないというのがこのことなのかと。
・「サブリミナル効果」をある宗教団体が悪用してたのを思い出しました。見たら逃れられない、聞いたら逃れられないので、負の連鎖を産まないように言動に今一度気をつけようと思いました。
不安をノートに書き出すと良い、感情も書き出すと切り離し安いなど、自分の気持をノートに書き出すと俯瞰して自分を感じることができると思いました。 勉強したことをアウトプットしたければ睡眠が必要。 選手に伝えたい内容がたくさんあるセッションでした。上手く選手にアウトプットできるとように、頭の中を整理していきたいです。
・脳機能を知ることで選手をみる力がつく。ということからスタート。
今自分にできることは『Out Put』あるのみ。悶々としていても意味がない、わからない、知らないからこそ『やる』ということが少しずつできるようになってきて、このセミナーで勉強することでOut Putすることへの恐怖心というものがなくなってきました。それはとにかくやってみるということと、行動している自分を好きになるという言葉があったように自信を持つことが大切と感じています。しかしこの先もつまずく事が出てきたときにまたそこから今のようなマインドで行動できるかどうかが大切だなと感じました。
Self1とSelf2の話は森先生が教員研修で来られた時から話にあってサッパリ意味が分からない状態でしたが昨日の自分の状態だと理解できました。
またこれがやる気になり今自分は伸びる時なんだと思っていてドンドン吸収していきたいと思いました。生徒にもこの感覚を部活を通して感じてほしいと今の自分の状態から強く感じました。
今まで結果の話をすることが多く、自分で生徒たちの悪い意味でのSelf1の働きを強めてしまいブレーキをかけていたことに気づきました。Self1とSelf2のベストな状態『ゾーン』を引き出していきたいです。 そう思うと先週の試合では選手は『開放』され『ゾーン』に入っていたシーンがあったなとこれも実感できたことは自信になりました。
プライミング効果/記憶・サブリミナル効果について 脳はみたもの、聞いたものから逃げられない。 マイナスの要素になるものはできるだけ避けて、プラスに働くものはできるだけたくさん種をまいておくことが大切と思い実践したいです。
『理屈で人は動かない。でも行動には理屈がある』この言葉には衝撃が走ったが同時に今までの学習を復習し、忘れていることや身についていないものはもう一度復習する意欲が沸きました。 セッションも半分を過ぎて色々なものが繋がる瞬間がありそれを見逃さないようにしていきたいです。
・遺伝について、自分が思っている以上に大きく関わっていることに驚きました。(字の綺麗さなど)保健の授業で活用できれば面白い授業ができそうだと感じました。
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