シリーズ：学校で教えてくれない「大人力」10選・・・・・（1）

学校で教えてくれない「大人力」10選

 

学校で教えてくれない大人力10選

 

まず、質問します。

問1 あなたは、大人歴は何年ですか？

問2 あなたは、大人力を修得していますか？

問3 その力をどこで修得しましたか？

 

なかなか、答えづらい質問です。

 

fine lab.が考える「大人力」は大きく2つ。

それが
①自分を高める力＝自分を楽しませる力
②仲間を高める力＝仲間を楽しませる力

です。

逆に使わない方が良い力も2つ。
①自分をだけを守ろうとする力
②仲間を守っている振りをする力

です。

 

ここでは、大人が修得する2つの力をアップさせる力を紹介していきたいと思います。

 

それが、

• ① 自己肯定力: 自分を大切に思い、自分自身を認める力。
• ② 自己責任力: 自分の行動への気づきと環境に依存しない力。
• ③ 課題発見力: 問題やチャンスに気づく力。
• ④ 疑念（質問）力: 知りたいことに気づかせ、考えさせてくれる力。
• ⑤ メタ思考力: 自分の考え方や学びを俯瞰し、修正する力。
• ⑥ レジリエンス力: 困難や失敗を仲間として受け入れる力。
• ⑦ 自己主張力: 自分の意見や気持ちを素直に表現する力。
• ⑧ コンフォートゾーンからの脱出力: 新しいことに挑戦する勇気ある力。
• ⑨ 物欲力: 欲しいものと必要なものを見極める節制の力。
• ⑩ 嫌われ力: 批判や反対意見の本質を知る力。

です。

 

これらの力は、現実と向かい合い、そして自分を大切にしながら考え、意見を伝える力や責任を持つ力など、大人として生きていく上で大切な力になります。

 

では、この10選について簡単に説明しますと、

 

①自己肯定力:自分自身に対してポジティブな評価や信頼感を持つことです。自己の能力や価値を認め、自信を持って自分の選択や行動をすることができる能力です。自己肯定力を高めることで、自分自身を受け入れ、成長し、他人との関係をより健全に築くことができます。

 

②自己責任力:自分の行動や結果について責任を持つことができる能力です。自分の選択に対して責任を持ち、その結果に対して主体的に対処することが重要です。自己責任力を持つことで、他人や環境のせいにするのではなく、自分の行動や選択に責任を持ちながら成長し、目標を達成することができます。

 

③課題発見力:周囲の状況や問題点を見つける能力です。物事を客観的に観察し、隠れた課題や改善の余地を見出すことができる力です。課題発見力を持つことで、問題解決能力や創造性が向上し、より効果的なアクションを取ることができます。

 

④疑念（質問）力:疑問を持ち、主観的な情報や常識にとらわれずに客観的な視点で物事を考える力です。積極的な質問を通じて情報を深めたり、異なる視点を探求することで、より深い理解を得ることができます。疑念力は、批判的思考や学習能力の向上につながります。

 

⑤メタ思考力:自分自身の思考や学習方法を客観的に観察し、分析する能力です。自分の思考プロセスや学習スタイルを意識し、効果的な戦略や改善点を見つけ出すことができます。メタ思考力を持つことで、より効率的に学習し、自己成長を促進することができます。

 

⑥レジリエンス力:人が困難や逆境に遭遇した際に、精神的な強さを持って立ち向かい、回復する力です。困難な状況に直面したときに、諦めずに前向きな姿勢を保ち、困難を乗り越えるための柔軟性と強さを持つことが重要です。

 

⑦自己主張力:自分の意見や考えを適切に表現し、他人とのコミュニケーションを円滑に行う能力です。自分の権利や意見を守り、他人の意見を尊重しながら会話を通じて、自己の存在やアイデンティティを確立することができます。

 

⑧コンフォートゾーンからの脱出力:自分が快適な状況や既知の領域から抜け出し、新たな経験や挑戦に積極的に取り組む力です。自分の成長や学びを促すために、安定や安心を捨てて新しいことに挑戦することが求められます。コンフォートゾーンからの脱出力を持つことで、新たな可能性や才能を発見し、個人としての成長を促すことができます。

 

⑨物欲力:物質的な欲求を適切に制御する能力です。適度な節制や欲求の抑制を行うことで、必要なものと不必要なものを区別し、資源や時間を効果的に活用することができます。物欲力を持つことで、浪費や欲望にとらわれずに質素な生活を送り、持続可能な価値観を育むことができます。

 

⑩嫌われ力:他人の批判や反発を受け入れる力です。自己の意見や行動を信じながらも、他人の意見や感情を尊重することが重要です。嫌われ力を持つことで、自己評価を他人の承認や評価に左右されずに済み、自己信頼心を築くことができます。

 

これらの力は、大人として生きていくために必要なスキルです。これらの力は、大人が自己成長や社会での成功を達成するために不可欠な要素です。また、子供に身につけさせることで、将来的な成熟や自立を促すことができます。

 

以上のように、これらの10の大人力を身につけるためには、継続的な努力と実践が必要です。以下のアプローチを通じて、これらの力を発展させることができます。

 

まず、自己啓発に取り組むことが重要です。関連する書籍や記事を読み、講演やセミナーに参加することで、各力についての理解を深めることができます。また、指導者や専門家からのフィードバックやアドバイスを受けることも効果的です。

 

さらに、実践を通じた経験を積むことが欠かせません。例えば、チーム活動やプロジェクトに参加することで、自己主張力やコミュニケーション能力を発揮する機会を得ることができます。また、日常生活の中で意識的に自己責任を持ち、挑戦や変化を受け入れることで、レジリエンス力やコンフォートゾーンからの脱出力を養うことができます。

 

さらに、反省や振り返りを行うことも重要です。自己評価や目標設定を定期的に行い、自分の成長や改善点を把握することができます。また、他人との対話や意見交換を通じて、新たな視点や洞察を得ることができます。

 

最後に、継続的な学習と練習を忘れずに行いましょう。これらの力は日常的な努力と継続的な実践を通じて発展します。定期的な学習やスキルの練習を組み込むことで、これらの力を確固たるものにすることができます。

 

これらの力を持つことで、大人としての成熟度と自己実現の可能性が広がります。子供たちにもこれらの力を教え、彼らが将来の自己発展や社会での成功に向けて積極的に取り組む力を育むことが、大人の力なのです。

 

今後、これらの「大人力10選」を一つ一つ解説していきたいと思います。

よろしくお願いします。

fine lab.代表　森　億