リーダー研修(企業研修) その⑦ リーダーに必要な3つの力 その2「時間力(a:流れ)」
2022/09/05
リーダー研修(企業研修) その⑦ リーダーに必要な3つの力 その2「時間力(a:流れ)」
今回はリーダーが身に付ける力の一つである「時間力」について解説していきます。
「時間力」は2つの力の総称になります。
一つ目は「時間の流れ」で二つ目は「時間の動き」です。
「流れ」と「動き」?、何が違うのかと思われる方もいらっしゃるかと思います。では、その違いとその感覚を見ていきたいと思います。
まずは、一つ目の「時間の流れ」について解説していきます。
時間の流れを表現する際に、早い・遅いという形容詞をつけることがあります。「今日は時間が経つのが早かったね〜」「今日の講義は時間が経つのが遅かったな〜」とかで、時間の流れは世界共通ですが、しかし、その感じ方は様々です。「楽しいと感じている時と、楽しさを感じていない時」「単純的な作業をしている時と、思考的な作業をしている時」「刺激がある作業をしている時とマンネリ化した作業をしている時」など、人によって感じる場面が違いますので、示した事例が一概に共通事案ではないと思いますが、時間が「早く過ぎる時と遅く過ぎる時」があることはお分かりかと思います。
では、何が違うと時間のスピードが違うのでしょうか?当然、時間自体のスピードは共通ですので、その時間を感じている自分が違うということであります。
私たち人間は、時間を知覚する昨日はありません。光を感知したり、鼻で匂いを感じたり、舌でそのものの存在を感じることはできますが、時間の経過を知るための感覚システムは持ち合わせておりません。その代わりに、脳が時間を、間接的に、そして感覚的に推測しようとします。
これは大枠でいうと「認知」になるのですが、「今」をどう捉えているかによってその感じ方が違ってきます。「今」をその行動にフォーカスしている状態か、はたまた「今」を時間にフォーカスするかによって、その受け取り方が違うということです。思い出してみてください。自分が好きなことに没頭している時には、時間を意識していない状態が続いてますので、「あっ、もうこんな時間だ」とある行動の結果として、時間が過ぎていることを認識するのです。しかし、自分にとって興味が無い作業をしている時には、意識が作業には向いていないので「早く終わりたいな〜、終了時間はまだかなあ〜」と時計(時間)に意識を向けているのです。その時間への認識回数に比例して、時間の経つのを遅く感じることになります。前者は時間への認識は「ゼロ」でしたが、後者は「認識した回数」が「1以上」であり、この差が時間の「流れ」の感じ方(スピード)となるわけです。
その⑦ リーダーに必要な3つの力 その2「時間力(a:流れ)」 終わり
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