第9回オンラインコーチングスキルアップ講座報告

第9回オンラインコーチングスキルアップ講座報告

 

12月15日・16日にオンラインコーチングスキルアップ講座を開催いたしました。

 

今回は前回の続きでになります。

テーマは「選手に身につけてほしい力」です。

 

これは、コーチが選手を観察する観点になります。

 

コーチは、選手を上達させる人ではありません。

コーチは、上達する選手を育む人であります。

 

コーチは、知識やスキルを伝える（指導する）だけが仕事ではありません。

選手が身につけた知識やスキルを引き出すのも仕事です。

 

そのためには、選手が身につけるべき知識とスキルを知っておく必要があります。

 

それが

「選手が身につけるべき3つの力」

①専門力

②社会力

③運　力

 

＜参加者の学び・感想（一部抜粋）＞

・力を発揮する為の力、社会力を身につけることの大切さ、環境、感情、常識に左右されない、自分らしさを表現するために、日常からの心の持ち方を確認することができました。

 

・学びが深まり楽しい時間でした。また、日々の生活の中で見る観点が少し変わってきたように感じます。それによって言葉が変わり、練習の中では自分が大切にしようとする部分がより出てきてるように感じます。今回のセッションで、自分の喜び、仲間の喜び、組織の喜び、のところなど、専門力×社会力×運力の話など、前にも練習の中で教わったことではありましたが、感じ方が全然違い不思議な感じを受けました。

 

・Ｗ－ＣＵＰは本当に色々なことを学べました。私も日本対クロアチア戦でのＰＫ前の雰囲気はどうしたものかと考えていましたが、森さんの「ブラボー」は確かにそれも一つだととても勉強になりました。また、誰かと話をしてみます。 自分が自分を見ている。あまり最近は聞かなくなりましたが、日本の子ども時代の文化として何か悪いことをすると「お天道様がみている」と言われましたし、多くの先輩方は言われたことのように思えます。人が見ていなくても、自分自身の良いと思った行動を心がけることは改めて肝に銘じました。

 

・fine理論について、アップデートされておりより深く理解することができました。 fine状態のところで止まってしまっている子がflow、zoneともっともっと成長するためにコーチとしてセルフイメージやセルフコントロールを育んでいかなけれと再認識しました。 大学で身をもって感じてきた社会力について、詳しく知ることでより理解が深まり、これからの自分にも必要なことがさらにみえました。

 

・自分自身のfine状態を確認することができた。また、人の状態をより具現化して捉えることができた。時間の認識で出てくる言葉が変わってくるし、その言葉一つを拾って指導に反映させていく必要があると感じた。

・9回目を終えて、第１回～第３回くらいまでよりも、理解するまでの時間が短くなってきました。

 

・今回も刺激的な深い学びを与えて頂きありがとうございました。その中でも私の中の1番の学びは「Fine状態を育むことがコーチの役目」です。この考え方を日頃から意識したらもっと、選手との関係性も良くなるし、気づきや学びも増えていく感じました。